二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 狼がペットの赤頭巾 【イナズマイレブン】英吉利戦なう  ( No.715 )
日時: 2011/01/18 23:26
名前: さくら (ID: 32zLlHLc)

「これ以上の失点は許されない。後半はボールをキープして、常に動かし続けろ」


ハーフタイム。監督が皆に後半の作戦を伝える。


「後半の司令塔は鬼道君と不動、お前達二人だ。」


「二人…?」


「同時にピッチにいる意味を考えてプレーしろ」


「そういうことだよ、鬼道クン」


「…円堂、ゴールは任せたぞ」


「あぁ…。それよりサクラ。お前、エドガーと勝負してただろ?付いたのかよ、決着。」


『あ、ううん。全く。』


「清野。お前はさっきと同様、常に上がり続けろ。」


“うぃーっす”そう軽く返事を返すと、ハーフタイム終了。






   「さぁ、ナイツオブクィーン対イナズマジャパン!後半戦が始まろうとしています。
イナズマジャパンは栗松・土方・綱海をベンチに下げ、不動・佐久間・木暮を投入してきました」


   「“無敵の槍”を阻止出来るのかどうか楽しみですね、」



ナイツオブクイーンのボールで試合が開始された。

ナイツオブクイーンの選手が攻めてくる。と同時に、風丸と不動、佐久間と鬼道はそれぞれアイコンタクトを取る。


ミーティングの時、監督から告げられた作戦。ゴール前のスペースを大きく開けた。





「…ならば容赦はしない!“無敵の槍”!!」


   「いきなり出ました“無敵の槍”!」


「飛鷹!狙うのはシュートの瞬間だぞ!」


「あぁ!」



すると、“無敵の槍”のガードが崩れ、同時にエドガーがシュートを打つ瞬間に飛鷹が“真空魔”でボールを奪う。

監督に告げられた作戦そのもの。“無敵の槍”は封じ込められた、と考えても良い。



「相手にボールを渡すな!」



鬼道と不動の合図と共に、ボールは次々にジャパンの皆を巡りめぐっていく。

ナイツオブクイーンはその動きに翻弄され、身動きが取れない。



「ヒロト!」


「“流星ブレード V2”」


「“ガラティーン”!」



上手くヒロトまで繋ぎ、ヒロトは“流星ブレードV2”を繰り出すが、惜しくも止められてしまった。

だが、シュートは決まらなかったが、とても良い攻撃だと言えるだろう。



「凄い!完全にナイツオブクィーンを封じ込めている!」


「鬼道と不動…2人の天才司令塔がいるから可能な必殺タクティクスだ」


『鬼道と不動って、かなり良いコンビなのかも、』




そして勢いに乗ったイナズマジャパンは、虎丸にボールが渡った。



「サクラさんっ!!」


『おぉ虎丸!!』



虎丸から繋がったこのボール。私は運良い事にゴール前。フリーだった。



『さぁ・・・!!復習へと泣き叫べ!!“復習物語〈ダーク・シグナー〉”』