二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 砂浜に描いたLOVE <イナズマイレブン>  ( No.74 )
日時: 2010/09/10 20:54
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

サク「フィディオの馬鹿ぁぁぁあああああああああああ」


思いっきり叫んでやった。

私は今。学校の屋上。下ではフィディオ達、オルフェウスが練習をしていた。

周りには女の子の山!!!!!!

そして黄色い声!!!!!あいつは何時からあんなにモテだしたのだろうか・・・?


失礼ながら、私とフィディオは恋仲。

付き合ってまもないと、言うわけでもなく、普通なら順調に進んでいる時期。


なのに!!なのにだ。

フィディオは練習、練習、練習。

時々サッカーボールが羨ましくなる。いつもフィディオと一緒に入れて。


でも、これだけじゃないのだ。

デートも2,3ヶ月に1回程度。だから満喫しようと私は必死になっている一方で。

フィディオはというと、可愛い女の子を見かけると、いつもナンパ。

私を置いて。一人にして。


練習。今日も練習。明日も。明後日も。

私がフィディオと入れる時間は数える程しかない。




ツッ———

目から何かが出て、頬を伝って地面に落ちた。


「ごめん」

誰かの声。今、一瞬だけ聞こえた。

低い、男の子特有の声。



私は恐る恐る振り返ると、彼が居た。今一番会いたくない人。


サク「何・・・!?」

『サッカーの練習は?』と聞き終る前に、がばっと何かが起きた。

身体に圧迫感。

世間はこれを、抱きしめるという。








彼はただひたすら、「ごめん」と誤り続けた。

お願いだから、私から離れないで。置いて行かないで。

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短編アップ。
切ない系、ほんの少しだけ甘にしてみました。
何この駄文・・・。