二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 平助’sエピソード 〜薄桜鬼〜 ( No.43 )
日時: 2010/09/12 16:30
名前: 桜架 (ID: q9W3Aa/j)

〜追加紹介〜


風間 千景...Kazama Chikage...


彼は西の鬼頭領でございます^^
本編では一応、千姫の夫役でございます♪
時は、『それから・・・』のあとでございます^^

それでもよろしい方、どうぞ♪




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エピソード四『久しぶりの再開』



〜千鶴side〜



「千鶴ちゃん! お久しぶり〜♪ 元気だった?」

「お千ちゃん! 久しぶり!!」


久しぶりのお千ちゃんの再会に、思わず抱きついてしまう。
すると、お千ちゃんの後ろから低い、何処か怒りが混じった声が聞こえた。


「おい、いい加減コイツの世話を代われ」

「風間さんもお久しぶりですっ」


笑顔でそういうと、めんどくさそうに私を見つめてから、ため息を吐き、「あぁ」
と頷いた。
相変わらずの反応で頬が緩んでしまう。


「千鶴ー!!ごはん炊けたぞー!!・・・・って、風間!?」


今度は後ろから、平助君がしゃもじを持ってかけよってきた。
風間さんとお千ちゃんの姿を見た瞬間、顔を引きつらせていた。


「平助君。うん、じゃあお昼の準備しよっか」

「あ、私も手伝うよ!!風間、その子のお世話よろしくね!!」


お千ちゃんの言葉で更に不機嫌になった風間さん。
・・・・風間さんて、意外と表情にでるよね・・・・。
ひとりでに笑ってしまう私。
お千ちゃんもそれに気付いたのか、「千鶴ちゃんも思った?」といって、笑みを見せた。


・・・・上手くいってるみたいでよかった。



最初の頃は、お互いに鬼の(詳しくは薄桜鬼で)存続が目的だった二人。
だけど、最終的にお互いに惹かれあって二人は祝言を挙げたのだ。
そして、めでたく最近子供も2人生まれた。



幸せそうな二人を見ていると、私も羨ましく思う。

私達も、いつか祝言を送ることが出来るのかな?
・・・・子供も、出来るのかな??



そんなことを思っていると、後ろから平助君の叫び声が聞こえた。



「子供できたのかぁーー!!!?」



その言葉を聞いて、私とお千ちゃんは顔を見合わせて笑った。