二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 平助’sエピソード 〜薄桜鬼〜 ( No.51 )
日時: 2010/09/17 17:19
名前: 桜架 (ID: q9W3Aa/j)

『現代☆バージョン〜後日談〜』

⇒前回は、平助中心だったけど、
今度は沖田さんとラブ②に・・・・・////
沖田さんside編です!! 一旦平助エピは忘れましょう!!(おい
・・・・・後日談じゃないね;;


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「ただいま」

「あ、おかえりなさい。総司さん」



帰ってくると、義理妹いもうとの千鶴ちゃんがお出迎え。
実はそれが楽しみで、いつも帰るまでが待ち遠しい。


だけど、素直にそんなことを言ったらつまらない。
言ったとしても、面白いと思うけど(千鶴の反応)・・・・
やっぱり、少しはいじってあげなきゃね。


今日も僕はS気を発動。



「今日もお出迎え?そんなに僕のこと、気になるの?」

「なっ・・・、何言ってるんですか?!////」

「んー?だから、僕のこと、気になるの?って聞いてるの」

「そんなっ、あるはずないです!!」

「そんなに焦ってたら、逆にあやしいよ?」

「総司さん!!」



本当に千鶴ちゃんはおもしろいな。
ちゃんと僕の言葉に返答する。
他のみんななら、すぐに呆れたりしてスルーしてくる。
面と向かって返事を返してくれるのは千鶴ちゃんだけだ。

でも、さすがに怒らせちゃったかな?
眉を少しあげて、涙目上目遣いで僕を見つめる。
その顔、・・・・・反則だから・・・・。


僕は深くため息を吐いてから、千鶴ちゃんを抱きしめた。


「そ、総司さん!?////いきなりなにするんですか?!」

「あれ?見て分からない?」

「わかりますけど!ここ、玄関です!!誰かに見られたらっ////」

「なら、全力で抵抗してくれても構わないけど?」



千鶴ちゃん、そういわれると何も言えなくなるんだよね。
ホラ、俯いちゃった。
顔も真っ赤だし・・・・、本当に可愛いくていい子。


「総司さんの意地悪。・・・・そんなことできません」

「・・・・・いい子」


というかその上目遣い、・・・・・いい加減やめない?
そろそろ僕にも限度を超えてるようなもので・・・・・、



「総司さん?」




何も分かっていない千鶴ちゃんは、僕を見つめたまま首を傾げた。
・・・・・わかるはずないか。


僕はいっきに千鶴ちゃんとの距離を縮めた。




唇を離すと、赤い顔が視界に入る。







「今のは、千鶴ちゃんが悪い」




悪戯な笑みを浮かべて、僕は千鶴ちゃんを残してリビングへ向かった。

千鶴ちゃんはしばらくの間、玄関に立ち尽くしていた。





いい加減、あの無防備さ直して欲しいな。

まあ、可愛いからいいんだけど・・・・———