二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 平助’sエピソード 〜薄桜鬼〜 ( No.72 )
日時: 2010/10/14 14:10
名前: 桜架 (ID: q9W3Aa/j)


エピソード五『風邪と簪と』




よし!洗濯も千鶴のお粥もできたことだし、買いに行くか!
オレは千鶴を起こさないように家を出た。




「久しぶりに街にでるなー」



久しぶりに森から出て、街に訪れると人がたくさん行きかっていて、活気で満ち溢れていた。
人が多くて、思わず流れそうになる。



久しぶりの街に目を輝かせながら周りをみていたら、
お化粧して高い着物を纏った女の人たちに話し掛けられた。



「そこの兄ちゃん、あたしらの所で一杯どうだい?」

「あー、遠慮しとく。酌してくれんのは一人の女で十分だし」




そういいながら早足でその場をあとにした。

こんなところ千鶴に見られたら、やきもちやかれて怒られるぜ・・・。
まあ、やきもちやかれたいけど・・・///





しばらくの間、ぶらぶら歩いていたら問題の店を見つけた。


ここかぁ・・・・・・。つーか、女多くね??




オレが探していた店、『簪屋』(店のことはあんまり気にしないで下さい)
周りは女の子がたくさんいて、男はオレいれて2、3人ぐらいしかいない。



・・・・・このなかで選ぶしかないのか・・・・?
他に店ないのか・・・・??



微妙に冷や汗を掻きながら苦笑い。


でもさっき結構探し歩いてたけど、そんな店見当たらなかったしな・・・・。


オレは小さく深呼吸をしてから店に入った。