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実ぃ砂のリク！


「あなたと」


ガチャ

海（いってきま〜す！
そう言ってドアを開ける。
そうするとあなたが家から出てくるのがいつも見える。
海（鬼道！
あなたを呼ぶ。
あなたは立ち止まって私の方を見る。

海（おはよ。
鬼（あぁ、おはよう。
ぶっきらぼうにあなたが答える。

海（鬼道、あのさ、今度の日曜日あいてる？
鬼（なんで聞くんだ？そんなこと。
……冷たいなあって思う。
いつもだけど。
海（いや、気になっただけ。
こっちもちょっと冷たく返してみる。
鬼（そうか。
海（で、どうなの？

鬼（……確か部活だ。
海（……ふーん……。
ホント冷たい。
でもやっぱり好きなんだよな。
そんな会話をしていると学校についてしまった。

クラスは鬼道とは違う。
前までは鬼道は帝国にいたから学校まで違ったけれど。
幼馴染でカッコ良くて……でもいつも冷たい。
悲しいような気はするけれど昔から好きなの。
でも……なかなかそういうことを伝えられない。
伝えたら鬼道は変わるのかな……。

そんなことを考えていると授業が終わってしまった。
今日は先生たちがいないから部活は全部休み。

サッカー部も休みだから円堂君が河川敷でサッカーやろうと皆を誘っていた。
鬼道ももちろん誘われていた。

下校時間。
鬼道を誘って一緒に帰っていた。
こういうことは言えるんだけどな……。
海（鬼道さ、
鬼（なんだ。
海（円堂にサッカーしようって誘われてたけど行くの？
鬼（あぁ。行く。
ホントにぶっきらぼうで悲しくなる。
もう、使えなきゃ！

海（あのさ……鬼道。
鬼（なんだ。
淡々と返される。

海（鬼道ってさ好きな人とか居るの？
そう聞くと鬼道がきょとんとした顔になった。

鬼（な、なんでそんなこと聞くんだ……。
鬼道があたふたしている。
はじめて見た。

海（別に。鬼道もてるしさ……気になっただけ。
言わなきゃよかった……

鬼（そういうおまえはどうなんだ。
急に聞かれたから驚いた。
海（私？なんで？

鬼（おまえな、自覚しろよ！
鬼道が大きな声を出す。
海（自覚って……何を？
鬼（おまえ、自分がもてること知らないのか！？
もてる？そんなわけ無い。
海（何言ってんの？鬼道。
鬼（おまえ、もう少し危機感持て！もしおまえが誰かに付き合ってくれって言われたら……俺は……
海（俺は……何？
鬼道は返事はしなかった。


俺の続きは……もしかして……？


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意味不。
なんだこれは。
もう続きはお任せします。
実ぃ砂ごめん！