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第２話　誰か！

私は試合を見てた
雷門中より、エイリア学園の方に目がいってしまう
あの人たち…昔の友達に似ている……
小さかったからうっすらとしか覚えてないけど…
あ、試合が終わった…
傘美野中が壊された
神様って酷いね、転校先の学校と転校前の学校どっちも壊れてしまう運命にしたのだから…
夏「峰井さん、大丈夫？」
桃「え！？あ、はい！」
この人は…夏未さん…だっけ
雷門中の理事長の娘さんだよね
桃「あ、あの…今日は帰ります。一応明日雷門中へ行きます」
夏「ええ」

家
桃「ただいま」
母「お帰りなさい！雷門中…壊されてしまったのよね…」
桃「うん。でも明日一応学校へ行く」
母「そう、じゃあ今日も早く寝なさい」
桃「小学生じゃないんだから…」
母「そうね！」

部屋
桃「あ…今日のあの人たちのこと聞けばよかった」
お母さんが知ってるかわからないけど…
諺を言っていた緑の髪の毛の人…懐かしい感じがした……
諺…緑の髪の毛…
桃「まさか！！」
ガタンッ
母「桃ー？どうしたのー？」
桃「な、なんでもない！」
レーゼって呼ばれてた人…もしかして
桃「リュウジ…？」
髪の毛の形は似てなかったけど…
桃「まさか…ね」
リュウジは宇宙人じゃないもんね
普通の人間だもんね…

次の日
桃「行って来ます」
母「いってらっしゃーい！」
今日学校行ったとしても何するんだろう…
青空教室？
あ、学校着いた。案外早いね
あれ？あっちの方…人が入っていく
行ってみよう！

ここか…
よし！
？「誰？」
桃「へ！？あ、私は昨日転校してきた、峰井桃で…こっちに人が入っていくのを見たので…」
？「峰井…桃？桃なの！？」
桃「え…？」
？「久しぶりね！１０年ぶり！」
桃「あの…誰ですか？」