二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン ‐不思議な転校生‐ ( No.23 )
日時: 2011/07/11 16:22
名前: 朝奈 (ID: nNH22Zc.)

第10話  失ったモノ


私達は稲妻町に帰ってきた
そして、河川敷で誰かを見つけ、
雷門中へ行き、
その後、皆、解散
だけど結局河川敷で練習してたらしい

私は行かなかった

稲妻町を散歩していた


失ったモノを数えながら————




桃「……本当の両親、お日さま園の皆、サッカー…」

他にも有るだろうか

桃「雷門中…傘美野中…他の学校…」



何でこんなに失うの…!?

何で!?何で!?

私達、悪い事したの!?

エイリア学園が悪いんだ

いや、エイリア学園の人たちは…

お日さま園の人たち?

何で?何でなの!?


桃「何で…こんなに失わなくちゃいけないの…?」

どれくらい歩いたか分からない…

気づいたら河川敷に着いた


そして、

仲間を1人失った所を見た


怪我


離脱


別れ


失う



もう、


イヤダヨ






瞳「…も、もも…、桃!!」
桃「姉さん…?」
瞳「大丈夫?急に倒れたりして……」
桃「う、うん」
大丈夫と言えるのだろうか
自分でも分からない
桃「姉さん…知ってること…教えて…」
瞳「え…?」
桃「エイリア学園の人たちは…



 

 お日さま園の皆なの?」


瞳「………」

桃「皆、似てるの。分かるの!誰が誰だか!!ねぇ、そうなのでしょう!?皆…皆なんだよねぇ!!姉さん!!!!」

瞳「それは………」

桃「本当のことを言って!私、もう覚悟は決めたの!!エイリア学園の皆がお日さま園の皆でも戦えるよ!!大丈夫だよぉ!!」

瞳「………桃、貴女は真実を知りたいの?」

桃「ええ!どんなことでも受け入れるから!!だから…!!」

瞳「………桃、貴女は勘違いをしているわ」

桃「!!」

瞳「ただ単に似ているだけ。エイリア学園がお日さま園の人たちなんて、有り得ないでしょう…」

桃「………姉さんの馬鹿」


私は走っていった


何処へ行くのかも分からずに



ただ、気を晴らしたかった


姉さんは私の為に嘘をついているのかもしれない


それとも、本当にただ単に似ている人なのかもしれない


そんなのは私には分からない



だけど、1つだけ分かった





エイリア学園と


姉さんは


関係ある








それだけは


何故か


はっきりと分かった