二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第02話 「やさしい メリヤスさん」 ( No.12 )
日時: 2010/09/04 20:04
名前: 紫陽花 ◆Cv8fYdCrKY (ID: NsAz6QN0)

りんご「う・・・ んん!?」

気づいたら自分の家
どうやらベットに寝ているようだ・・・って
メリヤスさんは!?
たしか私は届けものをして・・・
あ、アルバイト!! アルバイトは!?

メリヤス「あ、動いちゃだめですよ!?」

私に気づいたらしく、
あせって私を寝かしてくれた・・・

りんご「あの・・・ お届けものは・・・?」

メリヤス「もらいましたよ!!
     わざわざ届けてくれたんですねっ!!
     ありがとございますっ!!」

いけねっ!バイトっ!!
でも もうやってないらしい・・・
窓を見ると夜明けだ・・・ってメリヤスさんは!?
まさか・・・ つきっきりで・・・?

りんご「あのバイトの方は・・・?」

メリヤス「だめですよっ!! りんごさんっ!!
     そんな体で・・・」

りんご「え・・・!? でもっ・・!」

メリヤス「でもじゃないですっ!
     りんごさん、高熱があったんですよ!?」

りんご「高熱っ!?」

メリヤス「これは・・・熱中症ですね・・・
     この『家庭の医学』に載ってますから」

りんご(メリヤスさん・・・さすがだわ・・・
    家庭の医学って・・・)

メリヤス「でも安心してくださいっ!
     私がついてますからっ!!!」

やっぱり、ずっといてくれたんだ・・・!!
やさしいな・・・

メリヤス「今日はもう寝てくださいねっ!!
     私がずっといますから・・・」

りんご「ありがとうっ・・・!!
    お言葉に甘えます!!」

メリヤス「おやすみ・・・」

チチチ・・・ チュンチュン!!

りんご「ふふぁー・・・ おはよ・・・」

鳥の鳴き声が聞こえる・・・
あれ?誰もいない・・・!?

りんご「外かな・・・
    行ってみよう・・・」

んん? そこにいたには・・・
花に水をあげるメリヤスさんだった。
ジョウロの水が輝いている・・・
なんか 天使を見たようだった・・・

メリヤス「あ、起きてたんですねっ!」

私に気づいたらしく、声をかけてくれたっ!
ありゃ? なんかもってる・・・

りんご「何を持ってるんですか?」

メリヤス「あ、これ?そこでとったフルーツなの!」

りんご「でもこんなにたくさん・・・」

メリヤス「どのフルーツが好きかわかんなかったから
     全種類とってきたわ!!」

メリヤス「本当は料理がいいんだけど、
     キッチンがなくて・・・
     ごめんね・・・」

りんご「いえいえっ!!ありがとですっ!!」

目の前には私の大好物っ!!
『りんご』があるのだっ!!!!
三度の飯より好きなのだ!!!!!!

りんご「いますぐ 食べてもいいですか!?」

メリヤス「もちろんよ!! たくさん食べてね!」

りんご「ありがとうございますっ!!」

第02話「やさしい メリヤスさん」・・終わり