二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ホヒンダ村だより-迷える子羊達-※オリキャラ&投票ヨロシク! ( No.183 )
日時: 2010/12/08 21:56
名前: †*゜・.李桃木.・゜*† ◆/kwqsmdJDQ (ID: zMuSqBjB)
参照: http://mochat.info/bbs/novel/patio.cgi?mode=view&no=17755

34話[ *—揺レル 想イ—* ]


只今の季節…雪が降り始める冬。

ホヒンダ村では、今日も突然な出会いがやってくる。


「 きゃっ…! 」


誰かと、ぶつかる。

深く帽子を被っていて、顔が見えない。


「 す、すみませんっ…

  大丈夫ですか? 」


ぶつかった人が、あたしの顔を覗き込む。

わ…、キレーな瞳…


「 あ、だっ、だいじょーぶ…です…、 」

「 そ、そうですか…よかったです。

  ぶつかってしまって申し訳ありません。

  それでは… 」


薄い青色の瞳、帽子に隠れていたけど、
少しはみ出たサラサラな銀髪。

すっごく、キレー…だったな…、

誰…だったんだろう…?




「 え、銀髪のキレーな人? 」


あたしは、さっきの人のことを、シェルに聞いてみた。

日本人っぽくなかったし、シェルなら…と思ったからだ。
しかし、シェルは全く知らないとのこと。


「 銀髪の人かぁ…あたしも会いたかった! 」

「 話それてない? 」

「 そういえば、さ… 」

「 ? 何? 」

「 さよりんって…コタロウのこと、どう思ってるの? 」


シェルからの、突然の質問。

あたしは吃驚して椅子から落っこちるトコだった。


「 どっどどどどどうって…!!!!!????///// 」

「 え? だからさ、好きとか嫌いとかだよ 」

「 べ、別に…どうってわけでも…、 」

「 そーなんだー、てっきりさよりんはコタロウのこと好きなのかと思ったー 」

「 はぁッッ!!!!!???//////// 」

「 何となくだよ、気にしない☆ 」


突然、何なんだ…

好き、嫌いかぁ…、
あたしは、コタロウの、こと…

どう、思ってるのかな…

好き? それとも、嫌い?

でも、流石に嫌いじゃないよね…
好き…なの、かなぁ…?


「 じゃ、じゃあさ、シェルはどう思ってる? 」

「 ほえっ? 」

「 クゥの、こととか——————…、 」


直後、シェルが回転椅子からものすごい音をたてて落っこちる。


「 だっ、大丈夫? 」

「 へーき… 」

「 で、どう思ってんの? 」


シェルの頬が、薄いピンク色に染まる。


「 好きか嫌いかって言われたら、そりゃ、好きだけど… 」

「 どういう意味で? 」

「 どっ、どういう意味って…っ//// 」

「 恋愛感情? それとも友達としてっ? 」

「 それは教えない! さよりんが教えるまで! 」

「 え〜〜〜っ! けちっ! 」


フン、と鼻をならすシェル。
きっと、シェルはクゥのこと、好きなんだろうな———…、

あたしは、どうなの?

コタロウのこと、どう思ってるの…?

そして、さっきの銀髪の人は、いったい何者なの…?


34話★終

=====作者より=====

何だか恋バナなような違うような…(‾▽‾;)

原作ではさよりんはコタロウのことが好きということになってますが、
こっちではどうなるか決まってません。

すみません。

ちなみに、参照は私が別で書いた小説です…(*^^*)