二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより—迷える子羊達—*表紙絵up* ( No.320 )
日時: 2011/02/06 22:49
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: 今日分かった、私は極度の機会音痴ということを←遅い

60話[ *—友情と愛情—* ]


うーん、このまま放っといたらダメだよね……
暗いし、もしもローマ村の偉い人が来ちゃったら危険だし……

なにより、さっきの……
ちゃんとに、聞きたい、し……?


「 何処行ったんだろう……、たぬきちに匿ってもらってるとか?

  あれ、悪いことはしてないし、匿ってもらう必要はないかも? 」


何処だろう!
でも、施設の中とかだったら、そこまで危険じゃないと思うんだよね……

先に外から探そう!


「 北にはいないかぁ……、じゃ、次は海岸側かな! 」


あたしは、急いで今来た道を引き返す。

と、その途中、住人のレベッカが走ってきた。
何やら、ニヤついた顔で。

ちょっと腹立つのは気のせいだろうか。


「 さよりん、聞いたわよ! 」

「 何をだよ、こちとら急いでんだ、手短にね 」

「 そりゃー、勿論ジェーンちゃんとの……って、あら? 」


あたしは、レベッカが、ジ、と言った瞬間に猛ダッシュ。
あたしだってまだ理解してないってのに、
変な誤解されてたまるものか!

絶対確かめに来たもん!

ったく、誰がそんな変な噂たてたんだよ!


「 ……っと、あ…… 」


あたしは、思わず足を止める。

ジェーンが、いた。
でも、何故か足が竦む。
動かない。

帰るんでしょ?
一緒に……

え……?
一緒、に……?

うん、一緒に……
でも、初めて。
一緒に、ってことに疑問をもったのは。

でも、あたしの足は言うことをきいてくれない。


「 ど、どうしよ……? 」


このまま立ってても、きっとまた変な噂たつし……
まぁ、向こうに行ってもそうなんだろうけど……

うご、け……!
全部、全部、聞いて……

あたしは、帰るんだからっ!

あたしは、無理やりにでも足をジェーンのいるほうに運ぶ。
傍から見たら、きっと変だと思われるくらいに、
ギクシャクしてたけど……


「 あ、あのっ……!

  ジェーンッ!! 」


あたしは、精一杯声を出したつもりだった。
けど、思ったより全然小さかった。

ジェーンは、こちらを向いてくれなかった。
何で?
来たら、ダメだったのかな……

あたしの判断は、間違ってたのかな……?


「 何、で……追ってきたの?

  僕なんか……のこと…… 」


ジェーンがボソッ、と呟く。
けど、あたしの耳にはしっかり届いた。

何で、って?
それはね……


「 心配だから、に決まってるじゃん…… 」


ザザーン、と波の打つ音に、あたしの声は打ち消された。


「 しん、ぱい……? 」


けど、ジェーンには聞こえたようだった。

それだけで嬉しいのは、何でだろうね?


「 当たり前、だよ……友達のこと心配しなかったら、変でしょ……? 」


あたしは、わざとらしく友達、と言ってみせた。
すると、ジェーンがこっちを向いてきた。

少し、悲しそうな顔をして……、


「 そ、っか……、友達……だもんね…… 」

「 何で? 友達じゃなかったっけ、あたし達? 」


あたしは、軽い口調で答えた。


「 友達……だけ、ど……その…… 」


ジェーンの顔が、さっきよりも赤みを増す。

聞く?
聞いちゃう? あたし……

でも、今聞かなかったら、いつ聞くの?
今が絶好のチャンスなんだよっ!


「「 あ、あのさっ……!!! 」」


あたしとジェーンの声が、ピッタリと重なる。
き、奇跡だ……!!

って、感動してる場合じゃないよっ!


「 ジェーン、先いいよっ! 」

「 へ、あ、う…… 」


ジェーンが、モジモジとする。


「 その、さぁ……さよりんは……僕のこと、どう思ってるの……? 」


へっ!!!??
ちょ、まっ……何だそのズルイ質問はっ!!?

あたしが先に言えばよかったかも……
後悔先に立たず、ってこれかな……?

いや、違うのかな?

じゃなくって……


「 ど、どどどどうっててて??? 」

「 さよりん、パニックしすぎだよ……

  だから、普通に、だよ…… 」


普通に?
普通にって、好きか嫌い、か……?

それって、やっぱり、友情のことだよね?
当たり前じゃん……

ってゆーか、誰も友情じゃないなんて言ってないんだからっ!

あたし……、
あたしは—————……


「 あたしは…… 」


60話★終

=====作者より=====

わ、久々に1600文字こえた……
まぁ、前作最終話は2200文字こえたけど;;
ところで、いつまでひきずるんだ!私!!

ってか、思ったんですけど……
これ、くっつけちゃっていいんですかね(‾▽‾;)
そればっかり考えてたんで、かなりgdgdです。
あ、いつもでした、サーセン。

まぁ、テキトーにやっときますb←

あと、ホムペに表紙絵のせましたっ!
守護霊とカミサマ編、貴方と私のEvery day編の両方のトップにあります^^
お暇があれば見てくださると嬉しいです。

六十話 無駄に長くて 読みづらい

間隔ないし グダグダだし byショート(字足らず)

いとあはれ←

何だか五・七・五・七・七に……!!?
最後6で字足らずですw
作者よりが無駄に長くてサーセンorz