二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第2弾!!どうぶつの森ホヒンダ村だより —迷える子羊達— ( No.33 )
日時: 2010/09/19 18:57
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

9話[ *—やる気—* ]


街から帰ってきて、数時間後…

もう、夜の7時。

さよりん達は、夜ご飯の準備をしていた。


「なぁ〜んかやる気がおきないぃ〜。」


そうぼやいてたのは、イタリアのシスター、シェルだった。

それをみかねたさよりんは、


「あたしだって、同じだよ〜。

 ほら、頑張ってよ、シェル!!!」

「だぁってさぁ〜…料理得意じゃないしぃ〜。」

「姉さん何言ってんの?

 僕よりも得意じゃん。」

「えぇ、それは気のせいよ、きっと。

 あたしはやんないもんね〜〜〜。」

「じゃあシェルだけ晩飯抜きね。

 さよるん、ジェーン、さっさと作っちゃおう!」

「「はい/うん!」」

「えぇ、何よそれぇ!

 じゃああたしもやる!!!」


ご飯がないのは嫌だ、という理由で渋々作るシェル。

3人は横で苦笑…、


「でもさー、あたし日本の料理とか出来ないよ〜?」

「あー、前に変なの作ったよね〜。」(>>21の6話参照)


まぁ、イタリアの料理と日本の料理混ぜたとか言ってたけど…

どこをどうするとそんな発想になるのやら…。

そっか、それなら…


「日本がダメなら、イタリアの料理作ればいいじゃん!」

「えぇっ!!?」

「何が出来るのかは知らないけど…出来ることやればいーんじゃん?」

「うーん、何だかよく分かんないけど分かった!!」

「それって分かってないと言うのでは…、」

「そーゆーこと気にしちゃいけないのよ、さよるん!」


気にしろよ。

ってゆーか、ホントに分かったのかなぁ…


「よーし、じゃあ作るかー。」


数分後、4人で協力して、夜ご飯を作った。

結局最後、シェルが『もうやる気でな〜い、やり方教えるからやって〜』なんて言ったから、
しょうがなく3人で作った。

まぁ、ちゃんとに出来たけどね〜。


「次はさよりんたちで作ってね。

 あたしは無理だから。」

「じゃあ次は晩飯抜きね。」

「えぇ、そんなぁっ…」


くだらない会話で盛り上がり、

その夜は過ぎていったのだ———————…


9話☆終