二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ホヒンダ村だより—迷える子羊達—*オリキャラ募集中* ( No.332 )
日時: 2011/02/08 00:11
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)

62話[ *—食欲旺盛—* ]


昨日、色々なことがあったけど……
ちゃんとに、2人のことが理解できてよかったと思う!

それだけで、あたしは十分幸せなのかもしれない。


「 さよりん! 」


ふいに、シェルがあたしを呼び止める。
ニコやかな顔で、ロクでもないようなことを考えたような……

今度は何を企んでるんだろう……


「 ねぇねぇ、来週はバレンタインだよ! 」


あたしは、バレンタイン、という単語を聞いた途端に、
急にニコヤカになる。

バレンタイン!


「 ありがとう! 」

「 はっ? 」


シェルは思いっきり予想外な答えを聞いた、
というような顔をする。

やだなぁ、もう……、


「 チョコくれるんでしょ? 」

「 あげてもいいけど、アンタはあげないわけ? 」

「 何を言うんだ、シェル! 」

「 そっか、もう決まってたのよね! 」

「 勿論! 」


当たり前じゃないか、何を言うんだ。

このさよりん、バレンタインといったら———……


「 食べる係に決まってるだろ! 」


直後、シェルが崩れ去る。

あたし、変なこと言った?
え、バレンタインってあたしが沢山チョコ食べられるデーだよね?

違ったっけ?


「 だから、誰かにあげなさいよ!! 」

「 誰に? 」

「 あたしより酷いと思うけどな!

  ジェーンにあげなよ!!  」


うぅん……

そっか、そーだよね……
あげたほうが、いいかも、しれない……?


「 でもさ、あたしチョコなんて作れないよ? 」

「 あたしが教えてあげる! 」

「 ありがとう、シェル! 」


何ていいやつなんだ!
今まで全くいいキャラだと思えなかったよ!

初めていいやつだと思った。

と、いうわけで、チョコ作りの材料を集めに……
でも、たぬきちの店に売ってるのかな?


「 いらっしゃいだもー!

  今週は特別にバレンタインフェア開催中なんだも! 」

「 そうなんだぁ、チョコとか売ってるんだよね? 」

「 勿論だなも! 」


よかった、一安心だ。

ところで、何を買えばいいんだろう?
作ったことないから、何一つ分からないよ……


「 さよりん、これとかいいんじゃない? 」

「 え、あたしよく分かんないんだけど…… 」

「 もーっ、材料も分からないのー!!? 」


しょうがないじゃないか、やったことないんだから。

大体、シェルだって初めて日本料理作ろうとしたとき、
思い切り失敗したじゃないか。

……と、言いたいところだけど、あいにくこの先生は
かなりの気分やさんなので、気分さえそこねれば教えてもらうことなどできない。


「 しょうがないな……じゃあ、教えてあげるから来て! 」

「 はーい! 」


数十分後、ようやく材料が揃った。
練習するために、チョコ等の食べ物系は多めに買っておいた。

よーし、頑張るぞ!


62話★終

=====作者より=====

バレンタインですね。
私は友チョコもあげない予定ですw
ってか、今日1人断っちゃいました、てへっ★←キモ

ついでに、材料の部分を省いたのは、
文字数ではなく、私が分からないからです(‾▽‾;)

家事スキルなどありません!
得意料理はカップラーメンですもの!←

っと、ホムペのほうやってきまーす!

あ、マリン、一ついいかな?
(ココ見てたらいいな←)
ホムペの表紙絵にするのに、ミントちゃん使っていいかい?←