二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第2弾!!どうぶつの森ホヒンダ村だより —迷える子羊達— ( No.37 )
日時: 2010/09/29 20:32
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: hvvY4hVb)

12話[ *—ガーデニング大会 後編—* ]


「あっ、さよりん、姉さん!

 何処行ってたのさ!!?」

「え、あー…うん、ちょっとね。」

「そう、ちょっとね。」

「??? ってゆーか2人はガーデニング大会の…どーすんの?」

「ジェーンは?」

「今はやってないよ。」

「じゃあ一緒に3人でやろうよ!」

「うん、いいよ。」

「よーっし、やるからには優勝するぞー!!!」

「おー!!!!!」

「あと2日間、頑張ろう!!」


そんなこんなで、今日と最終日、全力で花の世話をすることにした。

さよりんとシェルは、ちあきに花の世話をさせられてたためか、とても手際が良いみたいだった。

ジェーンは不思議に思ったものの、2人に負けじと頑張っていた。



そして、最終日—————…



「つ、疲れたぁぁ〜〜っ…、」

「もう何もやる気おきな〜い。」

「2日間ずっと同じことの繰り替えしだったからね…。」


あの後、2日間全力で花の世話をし、とうとう最終日も終わってしまった…。


「優勝できたらいいねぇ…。」

「んー、まぁ、そうだね…。」


テキトーなさよりんの発言に、
テキトーな応答(?)をするシェル…

3人は疲れ果て、そのまま寝てしまった…。


「何やらイベントがあったみたいですけど…、

 どこまで全力を出してたのでしょう…。」


3人がすっかり寝てしまってから、上から様子を見に来たさよるんが、呟いてた。

そして、3人に、布団をかけ、また上に戻っていった—————…、


—————…翌朝…、


「ふぁぁ〜…、んん?

 あれ、何で布団がかかってるんだろう?」

「ふぁ…、さよりん、おはよ〜…、」

「シェルがこの布団かけたの?」

「え、あたしじゃないよ。」

「じゃあお前?」

「僕じゃないよ。さよりんじゃないの?」

「違うよ。 あ、さよるんかも!!!!」

「そっか、後でお礼言いにいかなきゃね!!」

「うん。」

「そうだっ…、」


バタバタと、駆け足で庭に出るさよりん。

それを、シェルとジェーンが追う。


「あ…った!!」

「結果は??」


そう、ガーデニング大会の結果発表。

さよりんは、渋い顔をした後…、


「優勝だぁぁ—————っっっっ!!!!!!!!!!」


一気に笑顔になった。

その笑顔につられ、2人も笑顔になる。


「こんな朝早くに大声出したら近所迷惑ですぅーっ!!」


今日も騒がしい朝の始まりとなりました♪


12話★終