二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ホヒンダ村だより—迷える子羊達—*オリキャラ募集中* ( No.409 )
日時: 2011/02/12 16:05
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_t/thread.html?8200

77話[ *—力—* ]


力。

うーん……
守護霊の力でどうにかならないのかなぁ?


「ねぇ、さよるん……」


あたしは小声でさよるんを呼ぶ。

まだ守護霊のことを話してないからだ。
今回、話しておいたほうがいいのかなぁ……


「守護霊の力のこと、2人に話さない?」

「え……?」


さよるんは戸惑ったような顔をする。

そして、答えを見つけ出したような顔に変わった。


「分かりました、いいですよ」

「ありがとう!

 あとさ、守護霊の力で、この鍵なんとかならない?」

「一回、挑戦してみます!」


さよるんと話し合いを終え、2人のほうへ向き直る。


「あのね、シェル、ジェーン……

 実はね、さよるんは……守護霊の力ってのを持ってるんだ」


シェルとジェーンは吃驚したような顔をする。


「な、何それ?

 聞いたことないよ……」

「話すと長くなるんだけど……いい?」

「う、うん……」


2人は覚悟を決めたようなポーズをとり、
真剣な顔になる。

あたしは、淡々と今までのことを話す。


「シェルやジェーンと会う前に、さよるんと会って……それも、急だったんだよ、かなり」

「何かホントに急だったんだろうね」

「でね、色んなことが……っていっても、守護霊の力には関係ないんだけど……。

 勿論、さよるんは霊っていうんだから、死んでるんだけどね……

 あたしもその場にいたわけじゃないから詳しくないけど、

 さよるんは神様と契約したんだよ」

「けっ、契約!!?」


何故か契約という言葉に驚くシェル。
別に何かの取引の契約とかじゃないんだけど……

そんなこれからサスペンスになるようなことはしてないだろーよ……


「守護霊の力はね、契約するものなんだって。

 ちなみに、契約できるのは1人だけ……。

 他の守護霊は、持ってないんだよ」

「特別扱いだね」

「でも、その契約はね、神様になる契約でもあったんだ」

「えぇっ? か、神様……?」


さっきから何で無駄に驚くんだよ。

あ、今回は神様だし驚いても可笑しくはないか……


「うん、前の神様が役を終えて、さよるんが神様になったんだよ。

 まぁ、さよるんも終わったから今ここにいるんだけど」

「契約って、神様が終わるまでの話じゃないの?」


流石ジェーン、使えない姉と違って、
ちゃんと気づくんだね!

凄いと思うよ!


「うん。あたしもさよるんの前の神様に言われたんだ。

 守護霊の力が残る確立は低い————……って」

「そ、そうなんだ……」

「案の定、残らなかったって言って帰ってきたよ、さよるんは」

「何で今使えるの?」

「幽霊騒動で、復活したんだよ、何故か」


ホントに分からないんだよね、理由が……
さよるんは黒い顔して恨みの力とか言うし、余計分からない。

まぁ、使えるのならばそれでいいんだけどね。


「まぁ、そんくらいかな?」

「それにしても、さよるんが今までお祈りしてきた神様だったのかぁ……何だかガッカリだよ」

「失礼ですね」

「ははは、でもずっとじゃないしね……」


さぁ、説明は終わった。

あとは、実行するだけ……!


77話☆終

=====作者より=====

lucky seven!
数学と英語のテストの点数だなんてことは……ゲフンゲフン。

今日中に80話いってやる、今決めた←

あと、ブログ更新したんでよかったr((ryryry

そ、そうでした、参照なんですけど……
カキカキのスレッド型でどう森スレたてたんで、
よかったら描いてください!
ではでは!