二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第2弾!!どうぶつの森ホヒンダ村だより —迷える子羊達— ( No.45 )
日時: 2011/01/28 17:22
名前: ショート ◆P5dIQa6tkI (ID: yMcAY8PJ)
参照: 新キャラ追加しました〜。そして今回出ます。

15話[ *—寝坊少女方向音痴少女たち—* ]


「へぇーえ、ここがホヒンダ村ねぇー…。」


AM6:00、一人の少女が関所前で呟く。
その少女の周りには3人、他の少女がいた。

…が、その呟きはホヒンダ村のオーナー、さよりんには聞こえるはずがなかった。

何故なら—————…
爆睡していたから。それだけだった。


それから、数時間後—————…


「起きてください、さよりんさん!

 もう9時ですっ、起きてくださいー!!!!!」


未だに爆睡中のさよりんを懸命に起こそうとするさよるん。


「んん〜、もうそんな時間なわけぇ〜?

 …あと5年。」

「分かりました。そのまま永眠しといてください。」

「永眠はしないーっ!

 起きるっ、起きるよー!!!!!!」

「やっと起きたのね〜。」


…と、そこに寝ぼけ眼を擦りながらシェルが言う。

大方、あたしより5分程度前に起きたのだろう。
まだ寝癖もつきっぱなしだった。


「どうせあたしより5分くらい前に起きただけでしょーに。

 そんなやつが言える台詞かっ!」

「な、ち、違うわよ!

 今日は5分30秒よーっ!」

「さよりんの正解だよ?姉さん。

 悪足掻きはやめようよ。」

「やっぱし。」

「う、うるさーいっ////」


と、相変わらず騒々しい朝を迎えていた。

一方、朝6時に関所にいた少女はというと————?


「ねぇねぇ、何処だろうね、ここ?」

「さぁねぇ。」

「じゃ、テキトーにまわってこう!」

「まぁ、それしかない、か…。」


何故か、3時間も村を彷徨っていた。

極度の方向音痴であるのか、地図を反対に読んでいた—————…


「じゃ、今日も一日張り切ってこー!」

「おー!」


「というわけで、あたしとシェルがベル集め、
ジェーンとさよるんは、雑用ということに—————…」

「オッケー!!!!!」

「意義なしですー。」

「意義ありですー(怒)」

「はい、ジェーンくん!」

「何で僕が雑用なんだぁぁ!!!!」

「「「家賃と土地使用料/ですけど。」」」

「ハモるな…哀しくなるから…、」

「じゃ、行こうか、シェル。」

「うん、いいよー。」


あたしとシェルがベル集め、
ジェーンとさよるんが雑用になった。

何故さよるんは素直に応じたのかというと…
話は簡単、守護霊だから、主人の言うことをきいた、それだけなんだよね。


「よし、シェル隊員!!

 岩たたきやるぞー!」

「どっちがやりますか、さよりん隊長!!!!」

「昨日あたしやったから、シェルね。」


というわけで、シェルが岩たたきをやることになった。


「よーし…って、あれ、あの4人、誰?」


シェルは、スコップを構えたまま、役場のほうを指す。

そこには…見たことない少女が4人、立っていた。

…誰、だろー…?


「よーし、突撃だー!」

「あれ、そんなノリでいいの!!?」


あたしは少し不安だったが、シェルが猛ダッシュで行ったがため、
追いかけることにした。

だけど、何で役場…;


「ねーねー、何してんのー?」

「えー、3時間歩き続けてたー。」

「なげぇな、おい。」


この4人、極度の方向音痴!!?

ってゆーか、3時間あれば村まわれると思うんだ!
何故かな!!!!??


「あたしはシェルだよ、ヨロシク。

 で、これはさy「これって何だ、あたしは物か!!?」

「うんそう。」

「じゃあお前もだね。」

「え、さよりんってば人間だったの!!!??」

「アホかー!!!あたしは人間だー!!!!

 (コホン...)とりあえず、あたしはこの村のオーナーさよりん!ヨロシク!!」

「私はゆうかだよ、ヨロシクねー。」

「僕はわかばだよー!」

「私はちなつ。ヨロシク。」

「あたしはつばめ。ヨロシク。

 ってゆーか、何してんの、あんたら。」

「あたしたちはシェルの弟に雑用を任せ、

 ベルを集めに来たんだ!」

「あー、弟って使えるよねー。」

「え、ゆうちゃん、弟使ってんの!!!!??」

「使ってるけど何か?」

「んでさ、この村へ用件は?」

「あー、そうそう。

 あんねー、ウチの村でパーティやるからさ、招待状いろんな村に配ってんの。」


そう言うと、つばめという人が、
あたしに紙を渡した。

来週の日曜かー。


「うん、分かった。行くよ!」

「ありがとう。」


そう言うと、4人の少女は帰っていった。


15話☆終