二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ホヒンダ村だより—迷える子羊達—*オリキャラ募集中* ( No.452 )
日時: 2011/02/14 16:10
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

87話[ *—あたしの力—* ]


あたし、が……力を使ったとき?
いつ、だったっけ……

そ、そういえば!

世界が滅ぶかも的なことがあったね!
あのときの、ことだよねっ……!?


「は、はい……っ、覚えてます!」

「そうですか、よかったです。

 実は、守護霊の力と貴方の力は、種類が違うのです」


へ……?
守護霊の力と、あたしの力は、違う……?

何が、違うの?


「例えば、守護霊の力は主に日常で使うでしょう?」


確かに、そうだ。

あまり他では使わない気がする。


「しかし、貴方の力は日常では使えません」

「えっ!!?」

「その代わりに、守護霊の力はそれほど大きなことには使えません。

 そして、貴方の力はもっと別の場所で発揮するのです」

「べ、別の場所って……?」

「仲間がや友達が危険な目に遭うときなど……

 優しさから生まれる力なのです」


そ、そうなんだ……
確かに、シェルやジェーンに危険な目に遭ってほしくないとは思う。


「そして、守護霊の力では、あの鍵は反応しませんでしたよね?」


そういえば、そうだった。

さよるんが守護霊の力を使っても、
何も起こらなかった。


「しかし、貴方の力ならば何とかなると思われます」

「へっ、な、何とか!!?」


何とかって!!?
具体的には分からないの!!?


「それは、分かりません。

 しかし、貴方の力を使うには、もう1つの鍵が必要だと思われます」


も、もう1つの鍵……、
アンが持ってる鍵のこと……?

でも、あれは人を消す力を生むものでしょ!!?


「さよりんさん、忘れたのですか?

 あの鍵は特定の場所でしか、人を消すことはできません」


そ、そういえば……

ローマ村の役場の前にあるって言ってた、
大きな十字架の前でしか、使えないんだった……!


「そして、それには多大な力が必要なのです」


多大な力?
それって、鍵だけじゃ使えないってこと?

……それにしても、何でそんなに詳しいんだろう……。
今の神様に現状を伝えてもらったとか?


「あ、あの……なんでそんなに詳しいんですか?

 関係ないかもしれませんが……」

「あら、それは守護霊の力を使ったからに決まっているでしょう?」


へっ……!!?
だって、残らないって自分でっ……!!!

何で!!?


「な、何でですか!!?」

「今の神、ちえりに一時的に使えるようにして貰ったのです」


な、んで……?
そんなこと、できるの……?


「さよりんさんのことは私のほうが知っているので、ということです」

「そ、そうなんですか……」


それにしてもそんなつながりがあったんだ。
知らなかった……


「話がそれましたね。

 その多大な力は、今のアンソワールにはないのです」


へ?
じゃあ、どうやって———?


87話☆終

=====作者より=====

ちょっと聞いてください!←
何か年下の友達がチョコくれたんです!←酷い言い草
しかも、もしかしたらジャコ(←あだ名です)まで……
いや、ジャコからは逃げたんですけど←

私にチョコなんて作れないのに。
そして作ってる時間がもったいない!←
さぁ、どうする私!!?←

あ、ついでに次回予告的な何かを((ぇ

鍵と力の秘密を知ったさよりん。
しかし、アンは本当は何か別のことを考えているのではないか、と考える。
そして、アンの本当の目的は……?

以上!←
ってか何で私はまでアンって呼んでるんだろう((