二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ホヒンダ村だより—迷える子羊達—*オリキャラ募集中* ( No.458 )
- 日時: 2011/02/14 17:19
- 名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
- 参照: http://ameblo.jp/short-inamori/
88話[ *—目的—* ]
「だから、さよるん後からや、指輪などを盗ろうとしたのです。
最初は、ただの処刑にしようとしてたらしいのですが……」
「そ、んなっ……」
酷いよ……!
「そして、その鍵をさよりんさんの力で変えるのならば、
満月の夜、貴方の家の前で、力を使うのです」
満月の夜……?
次の満月の日は……丁度、アンが来る日!!?
じゃあ、それに失敗したら次の満月まで待たなきゃいけないってことだよね!!?
「しかし、前と同じ言葉ではいけません」
「へ?」
前と同じじゃダメなの?
何で?
「状況が違うからなのです。
貴方の力は状況と言葉によって左右されるのです」
知らなかった……
それにしても、前ちゃんと力が発揮できたのって奇跡なんじゃないかと思うよ。
「今回は私が教えます」
「は、はいっ!」
どんな言葉だろう?
ちゃんとに覚えておかなきゃ!
「我が力よ、正しき心を守り、悪しき心を正せ。
そして、人々に幸せを齎せ! ……と、唱えるのです」
何かずいぶん感情がこもってたような。
それだけ大事な言葉なんだよね!
それにしても、ちょっと長いかも。
メモしておこう。
「とりあえず、また何かあったら。
私はこれで」
そう言って、紙からは力が抜けて、
一般的な紙へと戻る。
満月の夜……
アンの持っている鍵をとって、絶対に成功させてやる!
「さ、さよりん……」
「はい?」
「アンタ、何人の神様と出会ってるの!!?」
「3人じゃね?」
「ずーるーいー!」
そんな平和なホヒンダ村。
一方、ローマ村では……?
「ハヴィル、鍵はまだホヒンダ村なのですよね?」
「はい」
「そうなのですね、分かりました」
活気あふれる村の隅で、怪しい会話をしている者が4名。
アンソワール、ハヴィル、姉妹のシスターだった。
「例の力の正体が判明しました」
「何の力だったのです?」
「ホヒンダ村のオーナー、さよりんは天界の者と知り合っているようです」
「天界の……?」
アンソワールが不思議そうな顔をする。
「そして、あの指輪は現在の神、ちえりの力でございます」
「神の力、なのですか……」
「そして、あの幽霊はさよりんの守護霊であり、
守護霊の力を持っています」
アンソワールは守護霊の力、という言葉に反応する。
「ふふっ、ご苦労なのですよ。
守護霊の力……噂は聞いてましたが、本当にあったのですね。
ふふ、十分活用させてもらうのですよ……」
独特の口調、不気味な笑みを浮かべ、
アンソワールは告げる。
「もう、あいつ等には負けないのですよ……!!!
私は、もうすぐ力を手に入れるのですから———……!!!」
88話★終
=====作者より=====
アンってば一体何を考えてるのやら。
ところで、さよりんよりも先に、私があの言葉忘れそうなのですg((ry
私もメモります((
いやはや、アンは不気味ですねぇ((
私はそういうキャラけっこう好きですけどn((ry
ついでに感じの読みを((は
悪しきってゆーのは[あしき]と読みます。
悪いって意味ですね((知ってるよ
齎せは[もたらせ]です!
知ってたら余計なお世話をごめんなさい←
今から絵を描いてくるのでしばしお待ちを←