二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第2弾!!どうぶつの森ホヒンダ村だより —迷える子羊達— ( No.58 )
日時: 2010/10/19 19:12
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: uDwIp9sO)

21話[ *—暇—* ]


暇、だ…。

今、あたしさよりんは部屋でボケーッとしている状態だ。
やること、何かやることをあたしにくれ…っ!


「さよりーん、ルイコ来てるよー」

「本当!!!??」


ガバッッ!!!

という感じでベッドから飛び降りる。
今まで寝間着でいたあたしは、0.5秒で支度をして、玄関へ急ぐ。

ルイコちゃん…どこかなっ!!?


「さよりんちゃん、おはようございます!」

「おっはー! 今日は何しよっか?」

「実はわたしも今暇で…何かしませんか?」

「そーだね…じゃあさ、皆を呼んで、心理テストでもやろうよ!

 今ハマッてるんだー♪」

「いいですよ、それでは皆さんを呼んできますね!」

「ありがとう、ルイコちゃん!」


あたしがそう言うと、ルイコちゃんは後ろを振り返り、駆け出す。

さて、あたしも部屋片付けなきゃな…。


「さよりんさん、どうしたんですか?」

「あのね、皆を家に呼んで、心理テストやるんだ♪

 さよるんもどう?」

「じゃあわたしも参加させていただきます!」


…と、さよるんが言った瞬間に—————…、


「心理テストッッ?

 それって何、食えるの?」


後ろに居たシェルの発言。

食いもんじゃねーよ。


「あのね、心理テストなんて名前の食べ物ないから。

 心理テストってゆーのは…そのままの意味だ」

「意味わかんない…でもあたしも暇だから参加する♪」

「いーよ」


とゆーわけで、シェルも参加。

ちなみに、今ジェーンは居ない。
何故なら、買出しに行ってるからだ。


「さよりんちゃーん、つれてきました!」

「ありがとー、ルイコちゃんっ!」


家に入ってきたのは、ルイコちゃん、コタロウ、ちあき、シゲだった。

この面子で楽しく心理テストできるか心配だけど、
まぁ、やってみることにしよう。


「ちょっと、こんな狭い部屋に何人も入って、何する気?」


ちあきが言う。

煩いおばんだな。


「煩い、じゃあ何故来たんだ」

「それは勿論、コタロウくんがいるからよ〜♪」

「(ムカッ)もーいい、帰れー!」

「嫌よ! ならコタロウくんつれてこうかしら?」

「ふっ、2人ともやめなよー;」


コタロウがあたしたちの喧嘩を止めに入る。

こ、コタロウが言うならしょうがないか…////


「わ、分かったよ…!

 コタロウに免じて今回は許してあげるっっ!」

「それはこっちの台詞よ!」


あたしとちあきは『ふんっ!』と言ってお互いそっぽを向く。

というわけで、今から心理テストだー!


21話☆終