二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第2弾!!どうぶつの森ホヒンダ村だより —迷える子羊達— ( No.74 )
日時: 2011/01/28 17:43
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)

26話[ *—ひみつ村へ—* ]


「うっへぇ〜…」


あたしとシェルは、変な声をあげていた。
いや、悪い意味ではなく。

しっかし、相変わらずな村だなぁ〜…


「あ、さよりん、シェル、ジャスコ…?」

「まて、お前は人の名前を何だと思ってるんだ!!!」

「僕は店じゃない!」

「えっと、何だっけ…ジュネーブ…?」

「いや、だから!

 名前を都市名にする親とかいねーしっ!」

「えっと、えっと…ジャパニーズ…」

「自分で言ってて変に思わないの!!?」

「僕はジェーンだよ! 何で僕だけ覚えてないんだよっ!!!!」

「そうだ、ジェーンだっ!」


まったく、変な間違いするやつだな…。
そもそも、店⇒都市⇒英語…?
しかも、訳すと日本語…

変だと思わないのか!!?


「で、呼んだ理由は?」

「へっへっへー、まだ秘密ー♪」

「随分もったいぶるねぇ…」


と、中身が7歳くらいのゆうかが案内をする。
もはや、勉強できてるのか…?

数分歩くと、大きな豪邸が見えてきた。
屋根の色は、黄緑だった。

きっと、ゆうかがこれにしようと言ったのだろう…。


「ねぇ、屋根の色これにしようって言ったのアンタ?」


シェルがストレートに質問する。
そして、ゆうかはギクッとして…、


「な、なぁんでぇぇ〜〜〜〜?」

「いや、何となく」

「うーん、まぁ、そうだけど…、

 あ、入っていいよ!」

「分かったー」


そう言って、あたしたちは家の中に入る。
家の中も、村の外見同様、すごくキレイだった…

って、あれ…、
何か、知らない人がいる…?


「さよりん、どうしたの?」


シェルが問う。
あたしは、質問に答えず、ボーッとしてた。


「さよりんってば!」

「何かあったの〜?」

「いや、あっちに知らない人がいた気がして…」

「そりゃー、そうだよ!

 その人を紹介するために呼んだんだからっ!

 とりあえず、その辺座っててー」


そう言って、さおりはどこかへ消えていった。
その辺って…、何か座っていい雰囲気じゃない…

てか、あたしは座っちゃダメな気がする…。


「さよりん、座らないのー?」

「何でお前は遠慮なく座れるんだよっ!」

「だって座れって言ってたじゃん!」


ダメだ…こいつ…。
そう思った瞬間、ひみつ村の4人と、
知らない人が入ってきた…(怪しい人ではありません)


26話★終