ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

そういやハワイのはたパレの文字化けごめんなさい；
多分、記号いれたから…(汗
あと、眉毛のはたパレの「魅惑の世界へ」の後の間に吹く。
そりゃ、文字数が文字数だから仕方ないのは分かるけど…
なんか笑ってまうｗ

今回は、ノラですね。
　ノラ目線ででれっつGO。

　　■11話／お気楽ノラの悩み事。■


ノラ「なーんかあらへんかなぁ…」


　茶髪の癖毛を揺らし、休み時間の廊下を歩く。

ドミニカ共和国のノラです。
スペイン人やから喋り方はアントンと同じ。
髪の癖毛もアントンに似てる。
唯一違うといえば、前髪ぱっつん。
　ぱっつんじゃなかったら、小さい頃のアントンと見分けがつかん。


　ノラ「…ん?」


　　　　　　視界に、あるものがうつった。



　フェリちゃんとロヴィやアルフレッドとアーサー。
耀と菊———等の兄弟。

話してたり、喧嘩してたり…


　　　ノラ「…ッ?」


　　胸が少し、ズキッと痛んだ。

“見たくない”“羨ましい”“僕とは違う”とかの気持ちが
　混ざり合って、複雑な気持ちになる。


　ダッ



その場が、耐えられんかった。
目尻が熱くなる。

　　　　
　　アリス「あ、ノラ」


ノラ「！…アリスやーんっ!おはよ!(ニコッ」


　アリス「お、おはよう…」


ノラ「用事あるから、また後でな!」


　　タタタッ


アリス「あっ…」


バタンッ


　　ノラ「…さむっ!；」


冬の日に屋上はキツイか…；

　　　でも、落ち着くよな。屋上。


　　
ポロッ


ノラ「なんて今更泣くねん…!
　　　　あんなアホみたいな兄貴っ…」


—「俺らは、2人で1つの島だよな!」—
—「ノラー!遊びにいくぞーっ!」—



　ノラ「思い出すなやーっ…」



だってアイツは僕を…裏切った同然やん…。
もう…兄弟とちゃうようなもんやん。

　
　ガチャッ



ノラ「!?…なんや、お前か…。

　　　　　　　アントーニョ。」


　アントン「なんでそんな反応なん；
　　　　　　　って、泣いてるん!?」


ノラ「…別に…」


　　　　　そういうと、近くにきて頭をぽんぽんされる。

…アホな親分やけど、面倒見はええんよな。
あと、トマトうまいし。


　アントン「泣き虫やなぁ。」


ノラ「うるさいわ。
　　　　お前のせいで涙引っ込んだし。」


アントン「“お前のせいで”やなくて“お前のおかげで”の間違いちゃう?ｗ」


　ノラ「黙れ。」


　アントン「冷たッ!!；」


　
　アントンは僕と兄弟らしい。



でもやっぱり———ー


　　　　今は敵やとしても…


　　　ハイチのお兄ちゃんも、大好きやねん。　　　
　



キーンコーンカーンコーンッ


　ノラ「やばっ!!」


アントン「これは遅刻決定やな；」



　　　こんなアントンでも、僕にとっては立派な親分。

僕の自慢の親分なんや…。



…なんて、女々しい事口に出すわけないやろ。




　でも、いつもいつも…ありがとう



■seguente■