二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【APH】学園ヘタリア! ( No.329 )
日時: 2011/02/10 21:45
名前: たここ。 ◆eIc20RBEVs (ID: /aM8oOne)

そろそろ、オリキャラつくろうかと思う今日この頃。


今回は、イタちゃん視点&たここナレーションだよ。

イタちゃん視点からでGO!

   ■18話/ある日のちびたりあの夢。■


俺は、昔…不思議な夢を見た。

 不思議な夢なんて何度か見たけど…。
その中でも、2つ、不思議なのがあったんだぁー。
(1つは本家の漫画の方の事です。)

  
  その1つはね…。

俺がまだ小さい頃かなぁ…不思議な子にあったんだ。

 
   今でも、それは誰か分からないけど…


夢なのに、本当にあった事みたい。不思議だよね。

 

—————————————…。
【たここナレーション】

ちびたりあは、ローデリヒの家の近くの川へ、
水汲みに行っていました。

ちびたりあ「重いなぁ…。」


  水を汲んだ重いバケツを持って、歩いていました。

そして戻ろうとしたその時——…

   ゴツンッ

ちびたりあ「わぁっ!;」

 ??「うわっ!;」


ドサッ バシャーンッ


  ちびたりあは痛みと共に、
自分の服がびしゃびしゃになっていました。

??「ご、ごめん…。大丈夫?」


 バケツを抱えた相手が、手を差し伸べてくれました。
その手を借りて、ちびたりあも立ち上がる。

ちびたりあ「うん、大丈夫だよぉー(ニコ」


 その子とぶつかった時に、お互いのバケツの水が
お互いにかかってしまったのでした。


 ??「そう…。これ、使って。」


その子は自分の首に巻いていたタオルを、
ちびたりあに渡しました。

ちびたりあ「いいの?」


 ??「うん。いらないから。」


ちびたりあ「でも、君も濡れてるよ?」


??「ウチは暖かいから平気。」   
 

 そういい、微笑んだ。
ちびたりあは、「ありがとう」とはにかんだ。

 

 ?2「おーいッ!———!何やってんでィ!」


誰かの声が聞こえました。


 ??「ッ!!」



ドンッ!!


  その子は、ちびたりあを強く突き飛ばしました。


ちびたりあ「わわっ」

  ザザッ


 ちびたりあは、隠れるのに丁度いいような草陰に飛ばされました。


?2「ったく、遅いと思ったら…水すら汲んでねぇじゃねぇか…」


 
 ちびたりあは、“あの人”の声がしたので、
草陰からこっそりのぞきました。


??「ごめんなさいッ…!!」

 
  “あの人”必死にぺこぺこと謝るあの子がいた。
 泣きそうな目。さっきの優しい笑顔とは正反対。


ちびたりあ(僕が捕まえられないように…?)


 あの子が理由なしに突き飛ばすなんて考えられなかったちびたりあ。
   「きっとそうだよね…」と、心のなかで呟いた

ありがたい気持ちもあるが、助けたい気持ちも大きかった。


  そして、あの子は、“あの人”に連れられて
森の奥へと行こうとする。


 ちびたりあ「…!」


涙目になるちびたりあ。

    何かを感じたかのように、あの子は振り返る。

“あの人”に気付かれぬように、そっと手を振ってくれた。

   


【たここナレーションEND】

——————————…。

あの子は、誰だったのかな?
“あの人”が、あの子の名前らしきものを呼んでいたけど…

全然記憶にないや。

 
   もしかしたら、もうこの世にはいないかもしれない。

もしかしたら出会ってるかもしれない。


 もしかしたら、もともといないのかもしれない。




夢って…不思議だね。






       ■seguente■