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　　　　■20話／ある日の授業風景。その2■


シェリル「うー、次は体育かー…。」

　
　スプリング「あー!シェリルちゃんだ!」

シェリル「はわ!?；　え、えと、え…?；」

スプリング「シェリルちゃんだよね?」

　シェリル「は、はい…。　…?；」


だ、誰…!?
　え、え、どうすればいいの!?；


スプリング「人気者なんだよねー!」

　シェリル「に、人気じゃないよ…?」


人気じゃないから人気って言われると逆に傷つく…(泣
ていうか、違う意味で人気だともっと悲しい…；

シェリル「えっと、貴方は…?」

　スプリング「グリーンランドのスプリング。よろしく!」

シェリル「宜しくお願いします。」


　　グリーンランド…かぁ…。
あんまり知らないけど、友達になれるかな?

スプリング「そういや、シェリルちゃんもヨーロッパクラスだよね?」

シェリル「うんッ」

　スプリング「一緒に着替えようか。(ニコッ」

シェリル「そうだね…って次体育だったぁぁ!!；」



　　　ドタドタと急いで更衣室に向かうのでした…。


⇔グランド⇔

スプリング「そういや、今日は男女合同で体育だったね!」

　シェリル「こ、怖いよー…；
　　　　　　　あ、ルリアちゃん!」

ルリア「シェリルちゃーん!」


　ルリアちゃんが走ってこっちに来た。


ルリア「シェリルちゃん、なにしてるの…って…スプリング…。」

スプリング「話すのは久々だね、ルリア。(ニコォー」


　な、なんか2人の間に稲妻が見えるのは、
気のせいかな…?；
うん、気のせいだよね。どっちもいいこだよね。



　アントーニョ「ん?　ノラも体育するん?」

ノラ「そりゃ、するわ。」

アントーニョ「体操服きててもかわええなぁー(*´ヮ`)」


　ノラ「き、気持ちわるいんやけど…。」

ロヴィーノ「ペド野郎はほっとけ。」

ノラ「ぺど?」



　…あの3人って、よく分からないなぁ…；
ていうか、ノラの体操服姿、ほんとに可愛いし…。
なんか…小さいから似合うっていうか…。

　ノラ「シェリルーッ♪」

シェリル「ノラ、おはよう!…って、ノラは北アメリカじゃ…；」

ノラ「しーっ。内緒内緒。」

　
　　人差し指を唇に当て、ニハッと笑うノラ。
　…こういう所は、子供らしいよね。
　うん、普段はませてるからさ…；

フェリ「ヴェー♪シェリル、何してるの?」

　シェリル「ん?お話してるだけだよー。」

ファーナ「シェリルー!シェリルー!
　　　　　　マジュがちゃんと女の子の体操服きてる！」

シェリル「え!?ほんと!?」


　　マジュ、体育の時はいっつも男子の体操服だからなー…。
　
マジュ「…校長にばれたんだよ…ッ//」


　　　それは仕方ないね；
多分、次回はまた男子用だと思うけど…。


シェリル「なんか、新鮮だね。」

　
　　あの、さっきからなんだけどさ…
アントーニョとギルベルトさんとフランシスとアーサーの視線が…

非常に怖いです(泣
なんか、息荒いんですけど。怖いです。

たしかに、ここは私をのぞけば楽園だらけですけど…ッ!!
　フランシスが何故かこっち見てるし…。



⇔体育/リレー中⇔

　シェリル「先生、なんかみんなやる気ないですね…；」

私もないんだけどね((
でも、なんか先生がみんなの好きな物をゴールの所において、
走らせてるんだよね。
みんな凄い早いし…；

そして私の番の時は、後ろからサディクさん追いかけてきて、
気づいたらゴールしてたよ…；



　そして、無事体育が終わりました…。


うん、無事でよかった…。



　そして、夕方。


エリザ「シェリルちゃーん!」


　シェリル「はい?」

エリザ「夕食終わったら、私の部屋集合ね♪」


シェリル「あ、はい!」



　　　な、なんだろ…?

　




　　　　　　　■seguente■