二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: bio hazard Episode ( No.1 )
日時: 2010/12/01 19:30
名前: 黒影 ◆BX9zGDO0G. (ID: RtQ9ht2V)

—設定資料—
用語など、此処に入れておきます。
銃器の詳細は割とご都合主義なので、本来はないようなところがあります。


—用語集—
和傘薬品 —わがさやくひん—
 1996年、傘谷市に設立されたアンブレラ日本支社。傘谷市を支える製薬企業。
 本来、本社に何かあったときの“保険”として設立されたのだが、2003年に本社が崩壊すると独立し、研究を続けた。
 しかし2008年5月にウィルス流出、傘谷市を壊滅させた。
 その際、幹部研究員等の要人は事前に脱出しており、実験のためにわざと地下研究所で事故を起こした。
 研究員の拳銃所持や、一部公共施設の支配等、様々なところに太いパイプを持っている。
 傘谷第二中学校、傘谷北高等学校、悉皆病院、傘谷中央病院等の他、一般企業にも息が掛かっている。
 傘谷閉鎖後も東京、落岩島、東北のとある田舎町等で営業を続けている。

W.S.S. —和傘セキュリティサービス—
 “Wagasa Security Service”の略称で、和傘薬品専属の特殊工作部隊。
 表向きの“一般警備部”と、研究所を警備する“地下警備部”、特殊工作を行う“特殊警備部”の三つの部隊に分かれている。
 主要装備は一般警備部がグロック17とその予備弾倉2つ、地下警備部がグロック17とその予備弾倉4つ。
 特殊警備部はMP5A5とその予備弾倉3つとグロック17とその予備弾倉4つで、状況に合わせて装備を変更することも多い。

傘谷市 —Kasaya City—
 和傘薬品に支えられる関東の地方都市。山地が非常に多く、交通の便も悪いが、人口は多い。
 永都町、海貝町、閉山町、梅傘町、悉皆町、沼異町、北深海町、南深海町、楼傘町、巫村、入夢町、若葉町、伊奈村の計13の小さな町村で構成される。
 出入り口は幾つかあるが、何れも山を越える必要がある。整備は行き届いている。
 市内には源流が三つあり、それぞれに傘谷川、霧坂川、巫川と名付けられている。
 2008年、ラクーンシティと同じ様な道をたどるが、“滅菌”はされておらず、現在も自衛隊によって厳重に隔離されている。
 尚、2010年11月30日に自衛隊は一部を残して撤退した。

T-ウィルス —T-Virus—
 アフリカの地下古代遺跡に咲く始祖花の中から発見されたRNAウイルスである“始祖ウィルス”をベースとし、様々なウィルスの遺伝子を組み込むなどして作り出された変異体。
 非常に強い感染力を持ち、空気感染・水を汚染する事による経口感染・血液感染等、あらゆる経路で拡散する。
 ただし変異性が高く、広がっていくうちに感染力が弱まる傾向にある。
 基本的に空気感染を起こすのはウィルスが拡散した初期の段階であり、生物に感染した後は血液感染など感染者の体液が血液内に入ることで感染を広げる。
 ゾンビ化するまでの時間は個人差が大きく特定できないが、感染者の肉体が弱っているほどウィルスの活動が活発になり、発症が早まる。
 ゾンビに襲撃されたなど瀕死の人間等はごく短時間でゾンビになってしまうため、ひとたび流出すれば、洋館事件やラクーンシティ、シーナ島などのような大惨事に直結する。
 感染対象は動物に留まらず、植物でも感染して変異を引き起こす。万一ウィルスに感染しても、早期にワクチンを投与すればゾンビ化を免れることがある。
 脳細胞を侵食された場合は最早感染者を救う手だてはなく、脳を破壊するなどの直接的な攻撃で活動を停止させるしかない。

UMBRELLA —アンブレラ—
 1968年、ラクーンシティに設立された、薬品開発部門を持つ国際的ガリバー企業。
 人体実験などもいとわず研究を続け、アメリカ政府もそれを把握していたが、アンブレラの最大の顧客はアメリカ政府であるため、アメリカも表立って批判することはできず、非合法な研究などを容認せざるを得なかった。
 ラクーンシティでバイオハザードを発生させ、大規模な実験を行った際、アメリカ政府に市民を隔離するように働きかけ、アメリカはアンブレラと政府の関係を隠蔽するため、ラクーンシティを爆撃した。
 この事件により、生物兵器開発が世間に露呈。手に負えなくなったアメリカ政府によって操業停止命令を受け、企業的信用を失して株価が暴落、事実上の廃業へと追い込まれた。

Raccoon City —ラクーンシティ—
 アメリカ合衆国中西部にある森林に囲まれた架空の小さな都市で、元々は小さな田舎町だったが、アンブレラの工場が郊外に建設されたことを受け、飛躍的に発展した企業城下町となる。
 北部にはアークレイ山地と呼ばれる美しい山脈が連なり、観光地となっている。
 市は四方を山地に囲まれた山間部にあり、市外との交通手段はハイウェイ1本のみと、交通の便は良いとは言えない。
 1998年、T-ウィルスによる汚染物質が下水道へ流出した影響により、8月中旬頃から街では奇怪な事件、化け物の目撃情報が相次いだ。
 9月に入ると“人食い事件”が頻発するようになり、最終的には戒厳令が敷かれて非常事態となる。
 24日の昼にはラクーンスタジアム内でフットボールの試合中に観客の1人がゾンビ化してT-ウィルス感染者を更に拡げ、事態悪化を促進する結果となった。
 9月下旬、大統領と連邦議会は滅菌策“コードXX”を議決し、発令に移した。
 10月1日早朝、“コードXX”が決行され、戦略ミサイルによるラクーンシティの核攻撃を実行。“アロー”10発と“エンジェル”3発が打ち込まれ、ラクーンシティは地図上から消滅した。
 現在、ラクーンシティ跡地は先のミサイル攻撃によってクレーターが生じ、荒廃している。
 その上、放射能汚染が酷くラクーンシティ周囲一帯は立ち入り禁止となっており、街再建の目処は全く立っていない。

—クリーチャー—
【名称】Hunter Ω(ハンター オメガ)
【特徴】外見は初期型ハンター(初代バイオの奴)と大した違いがないが、腕力と知能は格段に高い。
    自分が主人と認めた相手からならば、どんな命令でも聞き入れ、実行する。
    時々、ガナードやマジニと似たようなこともするが、武器を握ることはない。
    腕力は、軽く殴るだけで厚さ20cmのコンクリートを貫く程。身体能力も非常に高い。
【経歴】初の確認は日本で、その際に大量に見つかっている。通称“Finished type”(完成型)。
    研究員達は生殖機能を付けようとしていたようだが、結局雌雄の概念が生まれたのみで、他は変化がない。

—登場武器—
拳銃
 ニューナンブM60
  日本の警察官、皇宮護衛官用にミネベア工業が開発した日本製の回転式拳銃。装弾数は5発で、使用弾薬は.38スペシャル。
  威力は非常に低いが、空砲にした時の音は割と大きかったりする。

 ベレッタM92F
  ピエトロ・ベレッタ社が開発したイタリア製の自動式拳銃。装弾数は15発で、使用弾薬は9mmパラベラム弾。
  とても扱いやすい一方で破損もし易く、2000発も撃つと、スライドが外れるとも言われている。

 ウィルディピストル
  ウィルディ・ムーアが開発したアメリカ製の自動式拳銃。装弾数は8発で、使用弾薬は.45ウィルディマグナム。
  オートマグ44やデザートイーグルと発売時期が近く、その為か知名度があまり高くない不遇な銃。

 ブレン・テン
  ドーナウス&ディクソン社が開発したアメリカ製の自動式拳銃。装弾数は11発で、使用弾薬は10mmオート。
  仕様ありきで作られた為、たった3年間しか生産されていない。

小銃
 89式小銃
  自衛隊や警察特殊部隊向けに豊和工業が開発した日本製の自動小銃。装弾数は30発で、使用弾薬は89式5.56mm普通弾。
  アサルトライフルに近く、自衛隊は勿論、SAT等も使用している。日本人の平均的な体格に合わせた大きさで作られている。

その他
 マシェットナイフ
  影璃が背中に収めている愛用品。前長68.0cm、刃長52.5cm、刃厚3.0mm。
  切れ味は良いが、大きさが大きさのため、あまり柔軟な動きは出来ない。