二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 俺の成長日記 ( No.22 )
日時: 2010/09/15 19:40
名前: スズ (ID: OWe0NuL4)

第五訓 人は見かけによらないって言うよね〜

さすがにもう帰りたい…。
そう思わずには居られない道をカレコレ30分以上歩いている。
「銀時さ〜ん…も、もう良いですよ〜こんな怖いおじさんばっかりだなんて〜…」
「お前!ここ知ってるアルか?」
「ちょ、何やってるんですか!?神楽ちゃん?」
銀時さんは何時もの事のように普通に受け流して黙々と目的地に向かっていた。
【バー☆トレイン】
ド派手な看板にはデカデカとそう書かれていた。
「入るぞ〜」
「え!?銀時さん!!!こんな店はいるんですか!?」
中に入ると看板とは打って変わって静かな雰囲気が漂っていた。
「しゃ〜せーん!!!この名前の奴に会えますか?」
銀時さんはバーテンダーさんに即質問。
「銀ちゃ〜ん!!このご飯食べて良いアルか?」
神楽ちゃんは問答無用でその辺にある客のご飯を食べ始める。
「徹也!!あそこのタップダンサー格好良くない?」
新八は、なんやかんや普通に自分なりに盛り上がっている。
「いくぞ〜」
銀時さんは話が付いたらしく、真っ直ぐ舞台の袖に向かった。
「すみません…関〜和羽?」
「あ?アンタ誰?」
舞台袖に居たのはさっきまで華麗なタップダンスを披露していた俺と同い年くらいの男の子だった。まぁ男にしてはかわいい顔立ちだ…。
関和羽と呼ばれた男の子は期限悪そうな顔をこちらに向けてきた。
「真選組の奴等に紹介されたんだよ〜…アンタ情報屋なんだろ?」
「真…選組?あ〜どうせアホマヨだろ?」
「うん…正解だ…」
「って言うか、この店にいる時は『星斗』って呼んで!ココの源氏名だから」
「え〜じゃあ…星斗さん?俺、ちょっと面倒ごとに巻き込まれてて…」
「面倒?最悪…アホマヨの紹介で来る奴って禄なの居ない…」
「………沖田総悟も紹介してくれたんだけど?」
銀時さんが小さくそう呟いた瞬間だった。
「総悟様も!!!??」
星斗…いや、関和羽さんは目の色変えて、声のトーンも高くして、まるで女みたいな表情に一変した…。