二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: REBORN! 時と影のアリス ( No.14 )
- 日時: 2010/10/04 22:06
- 名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: MlM6Ff9w)
@風さん
「ひじろ」と読みます^^;
Ⅸ.アリスの居場所
「さて、とどうすっかな・・・」
と木の上に座っているサラ。
「サラーどこなのなー?」
「っ山本・・・」
「木の上かー?」
「フツーにそうでしょー」
と棒読み。
「ってか何で十年前!?」
「さぁ?考えてみんしゃいww」
と何かわからないけど山本はサラを姫様抱きしてアジトへ戻っていた。
「ってかはーなーせーぇえ!!」
「嫌だww」
「はなせっつってんだろぉおおぉお!!」
と暴れる、がやっぱもう成人の山本はそんなの軽々と塞ぐ。
「君たち・・・煩いy・・・サラ?」
「恭弥アァアアァアアア!!ちょっとタスケテ!!」
「はいっ!?」
とアジトに入った瞬時恭弥の姿を見サラは助けを求める。
流石の風紀財団長でも驚くわな。そりゃ。
「ヨシヨシ・・・で、山本 武何で襲ってたの?」
「襲ってぇえ!?いや襲ってねぇよ!!」
「・・・証言者及び被害者はここにいるんだけど。」
「そーだそーだww」
と何か訳の分からず取り敢えず夜。
「おーい。バカ武。邪魔。」
「んーっ?」
とシャワーだけ浴びて山本のYシャツだけ着ているサラはベッドに倒れ込んでその上に山本が上半身裸のまま倒れ込む。
「・・・武、はさ。俺のことどう思ってる?」
「そりゃ可愛くって、大切な人なのな。」
「違う、そういう意味じゃなくって。・・・俺の居場所は貴方に寄生するかのようで、本当にそれでいいの、って。」
「・・・貴方が選んだ人なら尚更、な。」
「っ・・・!!?」
と耳元で囁き、妖しく笑う。
「も、もっ・・・・ば、バカッ!!」
「え、ちょ、首、首が・・・・って。アレ?」
と山本はサラに首絞められると思ったらサラの視線が自分の首に在るのが解った。
「・・・フルール・ド・リス・・・まだ微かにある。山本、ちょっとの間さ眼、瞑ってて。」
「おう。」
とサラは山本の首筋に指を這わせ、詠唱した。
「・・・いいよ、眼、開けても。」
「で、何したのな?」
「ううん・・・この時代の俺は契約解いてたみたいだったから・・・嫌だからね。勝手に消えたりして、俺を傷付けるの。・・・山本から見て十年前の今日、山本は俺を傷付けた。。。解る?俺は温度のせいで急に寒くなったりする。。。ほら、今だって。」
と山本に抱き着く。
「・・・そういえばそうだな。ゴメン。。」
「・・・口だけなんでしょどーせ。なら・・・
体に刻み付けてよ。」
と山本の腕を引き自ら押し倒された様にベッドに再度倒れた。
「止まんなくなるけど良い?」
「さっき誘ったの俺だし・・・良いよ。もう。主の命には従わないとね。」
と馬乗りしてYシャツに手を掛けている山本は最終確認し、「変なこと言うなって」と笑って深く、奥深くまで口付けをした。
※
「んんっ・・・?」
「おはよ、武。」
「あ、サラおはよ・・・」
「やっぱ暫く十年前っぽい。朝飯テーブルに用意してるから。」
と翌日の朝、サラは早く起きて夕飯の余り物や色々、テーブルの上にあった。
「あ、美味し。」
「ほんと・・・?俺料理下手だからさ。」
「そんなことないって。俺より上手いって。」
「下手だっ」
「上手。」
「下手」
「上手」
「下手!!!」
「上手!!!!」
「下手だってつってんだろがああぁああぁああ!!!」
「上手だってえぇええぇえええぇえええぇえええぇえ!!!!」
「喧しい」
「「っ獄寺!?」」
と何処から入ったのか獄寺は壁に寄りかかりながらそういう。
「あ、そうそう山本、十代目から伝言だ。明日から一週間休みを取っていい、そして温泉旅行行って来い。だそうだ。・・・にしてもサラ相変らず可愛いな。」
「あっそう。じゃ取り敢えず朝飯食ってから部屋出てって。証拠隠滅の引き換えで。」
「・・・ったくしょーがねぇな。」
あぁ神様。
こういう時間及びこの時がもし
一度だけというのなら
もう少しだけ自由気ままに生かせてください。
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Ⅹ.温泉旅行
次回はBLの濃度がバリ高なので見ない方がお勧めです((タヒねww