二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN! 時と影のアリス ( No.7 )
日時: 2010/09/15 20:12
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: MlM6Ff9w)

Ⅴ. 時ノ歯車ト狭間ノ修復
「ゲホッ・・・」
と家で咳き込みベッドでもがくサラの姿があった。
「サラ、入るぜ」
とドアの前では瞬が朝食の支度が出来たと言いに来たらしい。
「ちょ・・・はい・・・んな・・・」
「!?サラ!!」
とバンッとドアを勢いよくあける。

「瞬。サラの容体は?」
「・・・今落ち着いた。やっぱり無茶し過ぎだと思う。。。黎乂さん、馮はどう思う。」
「彼奴・・・呼ぶしかねぇだろ。」
「俺もそう思う。馮、至急彼奴に電話入れてくれないか?」
「あの人・・・ですね。正直言ってあの人は異常すぎる・・・」
「あぁ。。。彼奴の性格はマズイな。なんつぅか俺等まで麻薬で死にかけるもんだしな。」
「サラ・・・大丈夫だからな。今、頼りないあのオバカ連れてくるらしいけど、、我慢してね。」
とベッドで眠っているサラを撫でながらそう甘く囁く。


「はーいサーラーちゃーn「圭ふざけるなよ。今相当ヤバそうだしな。」
「はいはいっと・・・本当にマズイね。見てみな、フルール・ド・リスが薄れてってる。」
とサラの右頬を指差す
「まさか・・・〝また″?」
「僕も以外過ぎて唖然するよ・・・アリスは魔力を持った人形とは言え・・・一度だけじゃなかったのかよ。」
と圭と呼ばれた医者は拳を握りしめながら俯く

「一応・・・これからはアリスの能力を制限しなきゃいけないね。フランやアクアに伝えなきゃね・・・。そういえばイタリアのアリス協会の会議とか行ってる?そろそろマリが怒り始めるよ?」
「・・・サラが行きたくないだけでな。俺等はどうしても行かせようとしても色目使っt「いいなぁwwその色目使ったサラちゃんを見てみたいよwww」

「んんっ・・・」
と圭と黎乂が喧嘩している間にサラは目覚めた。
「サラちゃーn「圭さん何やってるの。」
とベッドへ速攻向かっては顔を近ずく圭にそういう。
「お目覚めキス?」
「うん。取り敢えずお断りです。」
と冷たくあしらう。
「ケチ!」とブーブー言う圭を取り敢えず居ないと思ってYシャツに着替える。
「え?あ、サラ?何処n「・・・ミサに。マリ相当ブッキレてると・・・言われなくとも解ってるよね。」
「あ、あぁ・・・流石の騎士の俺でもわかりすぎてるぜ・・」
とサラは『ドゥーエ』と呟き本来の〝アリス″の姿になる。

薄水色のドレスに白いガーディガン。金髪にツインテールと人形そのものの様だった。
「じゃあ行ってきまーす。」
と時雨独特の蒼白い焔に包まれてパッとその場から消えた。

一方イタリアでは
「あーもー!!何でサラが来ないの!?」
「ちょマリ!?落ち着いて!」
「落ち着いてられるかぁっ!!あーもー!!壊してy「あ、来た。」
と人形みたいな女の子が2人前方を見る。


カツンッ_
とサラが飛び降りてきた。

「あーっと・・・遅れちゃった。」
「サ、サラ!?」
「そうだよ。今迄は契約者を捜して来れなかったの。」
「サラッ!」
「フラン・・・久しぶりだね。俺なんかもうこの時代の少年のおかげでこの口調だし・・・」
「フフッそーいうの今迄もそうだったでしょ?私寂しかったなー・・・また・・・あの日以来の禁忌を起こしそうで。」
「大丈夫でしょ。ティークが加護しているんでしょうし。俺なんて只でさえ記憶がアヤフヤなのに好意を抱いてる少年が主なんだもん。」
「・・・まぁ、そうだねっとあ、紅茶でも持ってくるよ?」
「あーうん。アップルティーお願い。」
と近くのローズガーデンに目が行き其処で待つことに


「・・・あ、オール。」
「・・・サラ?」
「オールゥッ♪」
「わわっ・・・」
と椅子に座っていたオールに目がけてダイブ。と言いたいところだが地味に抱きつく

「で、またどうしてドール・パレスに?」
「んーと、、、アリスの能力を使うたびに・・・フルール・ド・リスが薄れてってる・・・から。魔力なくなっちゃうのは嫌だね。」
「あの。。騎士さんも?」
「馮もだね。。。同じ共同生命体みたいなものだし。俺が無ければ馮にもない。」
としれっと言う。

「御待たせーっとあ、オール、、で、何でリース・・・」
「ばれてましたか。まぁ、どうしようもないですよね。」
とオッドアイの少年のような容姿を持つ少女が出た。


彼女等ももちろんアリスである。

「でもサラが元気で良かったっ!」
ムギュと何か効果音が付きフランはサラに抱き着く。
「・・・しかしこのドール・パレスも廃墟してしまうのでは・・・」
「リース、何でそんなことがわかるの?」
「・・・度々に柱が壊れてて・・・」
「!?まさか・・・」
「そう、また・・・」
「・・・」
と重い空気になり、サラは皆に背を向けた。
「サラ!?ちょっとどこn「リース、手ぇ貸して。」

「・・・成程、貴方のごく僅かな魔力・・・援護してあげましょう。」


「っ嘘だ・・・何で・・・」
「僕だって信じたくありませんよ。」
「じゃあ・・・」
と一気に魔力を放ち柱を修復する。


「・・・これじゃ俺はアリス失格だね・・・」
「何を言ってるんですか。僕らは姉妹でもあるんですよ。」

「それは作った・・・否そうかもしれない。」
「サラ、、お願いがあります。」
「?何」
「僕の魔力・・・否記憶・・・全部が終わりへ進んでます。」
「!?まさかっ!?しょうk「・・・僕の分も頼みます。」
「嫌だ!!ふざけるな!!俺はっリースが居なくなったら嫌なんだ!!辞めろ!!」
「・・・後は頼みました。」

「リース!!!!!!!!!」
とサラのペンダントに手を置き淡く緑の光に包まれてリースは死んだ。

「っリースッ!!起きろ!」

ボロボロと涙を流すサラ。。

だが誰も居ない。


自分のせい___

と追い込むようになった。


「あ、お帰りってどうしたのっ?」
「・・・フラン、オール・・・お願い。エレナ様に・・・〝あの書″を・・・」
「!?嘘っ」
「・・・リースは最期に言ってくれた・・・『後は任せた』って。・・・蘇生しなきゃ・・・俺が責任なんだ。だから・・・」
「・・・解った・・・エレナ様に伝えてくる。。。でもサラ、自分を責めないで・・・私達はエレナ様に作られ、そして姉妹でしょ?・・・」
「オール・・・」


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 Ⅵ.   覚醒、そして転生。