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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 爆想サザエさん ( No.33 )
- 日時: 2010/09/26 20:18
- 名前: ACT (ID: rCcrGyYb)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
9
「よっしゃ!また勝ったぜ!」
「ちくしょ〜やっぱり磯野は強いや」
「へへ」
夜のはずだがまるで朝のように光るゲームセンター。そのレーシングゲームで遊ぶカツオとナカジマ。昔は野球をやっているイメージだったが、現在はゲームセンターのイメージだ。姿が変わってしまっただけではなく、中身も変わってしまった2人。
「あ〜金がなくなっちゃったよ。磯野〜これからどうする?」
「そうだな、花沢達と一緒にシンナーでもやるか」
「OK」
カツオは携帯電話をポケットから取り出すと何か操作をし、携帯電話を耳に近づけた。
「花沢?今からそっち行くからよ〜……OK、カオリも呼んどけよ……じゃあ」
「どうだった?」
「今から花沢ん家行くぞ」
彼らはゲームセンターを出て外にあったバイクにまたがると目的地へ向かった。
着いた先は花沢不動産……だった場所。数年前花沢の父が愛人と一緒にどこかへ、それに伴って不動産は倒産した。母はそのぶん金を稼がないといけないため、深夜まで仕事をしている。
そのため大人がいない花沢の家はカツオたち不良達の絶好の溜まり場だった。
「カツオ、久しぶり!逢いたかった〜」
「俺もだよ」
今の会話で分かる通り、二人は付き合っている。ナカジマはカオリと。
「さっそくやろうか」
「いいね!」
うす暗い部屋で、す〜っという吸う音がする。
「あ〜気持い……」
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