二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン×テガミバチ ( No.1 )
- 日時: 2010/09/13 16:27
- 名前: 朝奈 (ID: nNH22Zc.)
第1話 手紙
アンバーグラウンド
ラ「今日の仕事は終わりだ〜」
仕事が終わったラグ、ニッチ、ステーキは家に帰る途中だった。
二「!!ラグ!家の前に誰かいるぞ!」
ラ「え!?ほ、ほんとだ…」
家の前には銀色で長い髪の女の子がいた。
ラ「シルベットに用があるのかな?」
ラグはそう思った。だが、近づいてみると…
ラ「!この子…手紙だ!」
シ「ラグ?帰ってきたの?………だれ?この子」
ラ「分かんない…えーっと名前は『白花美希』差出人は…書いてない…宛て先は『東京の雷門中』?」
シ「東京?雷門中?聞いたことないわね…」
つんつんつんつん
ラ「?ニッチ!そんなことしちゃいけません!」
美「………?ここは?」
ラ「目が覚めた?ここはユウサリだよ」
美「ユウ…サリ…?」
シ「ねえ美希ちゃん?おなかすいてない?スープがあるんだけど…」
美「あ、有り難うございます」
ラ「………(美希さん…かわいそう…)」
シ「ラグもニッチもステーキもおいで♪」
ラ「う、うん…」
〜食事中〜
美「このスープ…」
ラ「(まずいよね…)」
美「美味しいですね!」
シ「本当に!?」
美「はいっ」
二「なぜこんなものを美味しいと言える…」
ラ「うん…」
美「…(本当はまずいけどね)」
ラ「(あ、まずいって顔した。やっぱりまずいんだ)」
シ「美希ちゃん!今日泊まっていく?」
美「え!?いいんですか?」
シ「ええ!」
美「有り難うございます!シルベットさん!」
シ「シルベットでいいわよ」
美「はい!」
ラ「そういえば美希さんはどこから来たの?」
美「美希でいいですよ!………私はどこから来たんだっけ?」
ラ「分からないの!?」
美「はい…」
シ「まあそんなことはどうでもいいとしてなんでそんなに敬語を使うの?」
美「念のため…年上だったら失礼なので…」
シ「別にいいわよ!」
美「そ、そう?」
ラ「うん!」
美「じゃ、じゃあ…普通に話す」
シ「そういえば美希ちゃんの部屋…どこがいいかしら?」
美「寝れればどこでもOK!」
シ「そう?」
美「うん!」
シ「じゃあこの部屋で寝てね♪」
美「いいよ!」
ラ「リビングで!?」
シ「冗談よ」
美「え!?ほんとかと…」
シ「そんなわけないわよ!」
ラ「そういえば2階に空き部屋があったような…」
シ「じゃあそこで寝てね!2階にいけばわかるから」
美「有り難う。どこから来たのか分からない私を…」
ラ「別にいいよ!明日それに書いてある雷門中って所に配達するから」
美「雷門中……あ!思い出した!私がどこからきたか!」
ラ「ほんとに!?」
美「うん!私…東京から来たんだ…」
ラ「東京!?何処?」
美「分かんないけど…気づいたらこのアンバーグラウンドに来て…」
シ「よくわかんないけど明日どうにか帰れると思うよ」
美「うん」
ラ「どうにかって…」
美「じゃあもう寝ますねzzz」
ラ「どうしよう…明日コナーとザジに聞いてみよ」
シ「私も寝るわねー」
ラ「うん」
そのころ東京
春「美希ちゃんがいない…?今日泊まる約束してたのに…」
プルルルルル
鬼「春奈?どうしたんだ?」
春「お兄ちゃん…美希ちゃんがいないの…」
鬼「春奈の親友の?」
春「うん…」
鬼「明日になれば来るんじゃないか?」
春「そ、そうだよね…ごめんね!夜に電話して…」
鬼「いや、別に…」
春「明日学校でね」
鬼「ああ…」
ガチャ
春「…美希ちゃんどこにいるのかな…?」
春「…(『散歩してくる』って言ってから3時間以上たってるし…)」
〜美希〜
美「(ごめんね…春奈ちゃん…私が散歩なんてしてたから…)」
第2話へ続く