二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.24 )
日時: 2010/09/26 10:22
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)

 「夜」
 俺たちは今日の試合を終えて、寮に戻っていた
 とは言っても、すぐにゆりから集合の合図がかかって校長室に向かっている
日向「それにしても音無はいいピッチングするな」
音無「そうか?まぁみんなも打ってくれるし、それに応えるようなピッチングをしたいからな」
日向「おまえプロみたいな答えかたするな」
音無「プロ?あぁプロ野球選手か
   プロってこんな答え方するんだ」
日向「俺もよくインタビューの練習したな〜」
音無「質問する側のか」
日向「答えるほうだっつーの!!」
音無「わかってる」

 そうこう話しているうちに校長室前に着いた
 扉の前には奏がいる
 入る気配が無いが何をしてるんだろ・・・
音無「奏」
立華「結弦」
音無「どうかしたか?こんなとこに突っ立って」
立華「前にここにトラップがあったから」
音無「あぁそうか・・・」
 そうか・・・前までは俺たちは奏と戦ってたからな
 校長室も対天使用作戦本部として利用していたからな・・・
 そして中に入るには合言葉がいる
音無「奏は合言葉を知らなかったな」
立華「うん。知らないわ」
音無「もう戦うことは無いから教えてもいいのかな・・・
   どうだ日向?」
日向「ん?あぁ・・・これはゆりっぺに聞かないとな・・・
   別に大丈夫だと思うけど」
音無「そうか
   悪いな奏、教えるのはもうちょっと後でいいか?」
立華「私はかまわないわ」
音無「とりあえず中に入るか」
日向「神も仏も天使もなし」

 そして俺たちは中に入った
 中に入るとゆりや、大山・高松たちが集まっていた
 まだガルデモの岩沢やひさ子が来ていないようだ
ゆり「ドアの前で何やっていたの?」
日向「なんだ気づいていたのか」
ゆり「声が聞こえたからね
   奏ちゃんも来てくれてありがとう」
立華「(コク)」
 奏は小さく頷いた
ゆり「まだ岩沢さんたちが来ていないけど、始めるわね」
音無「いいのか?始めて?」
ゆり「そこまで大事なことじゃないから・・・
   みんな4回戦進出おめでとう
   明日は4回戦よ!明日の試合に勝てば準々決勝進出よ、みんな張りきってちょうだい!!」
全員「オゥ!!」
ゆり「それから音無君」
音無「なんだゆり?」
ゆり「あなた次の試合だけど、できるだけ変化球を多めに投げてほしいの」
音無「変化球?カーブとスライダーか」
ゆり「えぇそうよ
   次の相手はまっすぐに強いチーム
   音無君のストレートが135キロでノビがあっても3回ぐらいから、打たれる可能性は高いのよ
   でも相手はその分変化球を苦手にしているわ」
音無「わかった」

 その時、岩沢とひさ子が入ってきた
岩沢「悪い遅れた」
ゆり「いいのよ、たいした内容じゃないし
   それじゃあ奏ちゃん、明日のオーダーを発表して」
立華「わかった
   1番ショート直井君、2番ファースト高松君
   3番セカンド日向君、4番サード野田君
   5番キャッチャー松下君、6番センター椎名さん
   7番レフトTK君、8番ライト岩沢さん
   9番ピッチャー結弦」
日向「あれ?音無は9番なのか?」
立華「今回は結弦のピッチングが鍵になるから、あまり打席に立たせない方が良いと思って」
音無「俺が鍵か・・・」
日向「頑張れよ!」
ゆり「じゃあみんな今日はゆっくり休んで、明日に備えなさい
   解散!!」

 その帰り道
音無「(俺が鍵か・・・
   相手はストレートに強い、だが変化球だって打たれやすい・・・
   だったら!)」
日向「どうした音無?」
音無「悪い、先に帰っていてくれ
   Keyコーヒー飲んで帰るから」
日向「寝る前にコーヒー飲んだら逆に眠れねぇぞ
   じゃあな」
音無「あぁ」

 そして俺はあるとこに向かった

 続く