二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.25 )
- 日時: 2010/09/26 17:02
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「4回戦、新たな変化球」
今日は野球大会4回戦
相手は俺たちと同じで今回が初出場のチームだった
日向「それにしても音無?」
音無「なんだ日向?」
日向「おまえ昨日何時に部屋に戻ってきたんだよ」
音無「えっ・・・11時ぐらい・・・」
日向「そうか?俺昨日寝たの11時半ぐらいだったけど、おまえの部屋の電気ついてたか?」
音無「帰った後すぐ寝ちまってよ」
日向「よくコーヒー飲んだ後に眠れるな」
ゆり「ほら!あなたたち試合の準備しなさい!!」
日向「はいはい」
音無「了解」
ゆり「あっ!音無君」
音無「なんだ?」
ゆり「あなた昨日夜中に何してたのよ?」
音無「えっ!?なんのこと」
ゆり「とぼけても無駄よ
昨日あなたが投球練習してるところを奏ちゃんが見たんだから
あなたがすごく真剣な表情で練習してたから声はかけなかったみたいだけど」
音無「ばれてたのか・・・」
ゆり「あなたは疲労でぶっ倒れたいの?」
音無「まぁいろいろとね・・・」
ゆり「まぁいいわ
それよりも昨日言ったこと覚えてるわよね?」
音無「変化球を多めに投げろだろ」
ゆり「そう!
じゃあ頑張ってね音無君」
そして試合が始まった
音無は1番をカーブで空振
2番をスライダーでショートゴロに抑えツーアウト
音無「(たしかに変化球が苦手みたいだが・・・
念のためにストレート勝負してみるか)」
3番の初球
ビシュ!
ゆり「ストレート!?」
カーン
3番の打球はセカンドフライでスリーアウトチェンジ
音無「(今のは何キロかわからないが、一応抑えはできるか・・・)」
ゆり「ちょっと音無君!!」
音無「な、なんだゆり・・・」
ゆり「132キロのストレートってどういうことよ!?
確かにストレートもまぜないと打たれるけど、3番の初球にいきなりストライクゾーンのまっすぐを・・・」
音無「大丈夫!今のは確かめたかったことだから
次からはきちんとやるよ」
ゆり「たしかめたかったこと?」
スリーアウトチェンジ
音無「三者凡退か
それじゃあ行くな」
2回の相手の攻撃は4番から
音無は先頭の4番をカーブでピッチャーゴロ
だが5番にヒット、6番にはレフトオーバーの二塁打を打たれワンアウト2,3塁
音無「(スライダーで連続ヒットかよ・・・)」
日向「(相手は変化球が苦手じゃなかったのかよ!?)」
だが音無は落ち着いていた
7番をツーツーからツーシームでファーストゴロ
ゆり「ツーシーム!?」
立華「おそらく昨日結弦が練習してた変化球だと思う」
日向「(スゲーぜ音無・・・)」
続く8番にも、ツーシームを投げサードゴロでピンチをしのいだ
日向「音無!おまえツーシームっていつのまに!?」
ゆり「昨日の練習?」
日向「昨日?」
音無「あぁ昨日やっと投げれるようになったんだ」
立華「やっぱりあれは新しい変化球の練習」
音無「そうだよ
奏には気づかれてみたいだったけどな」
日向「でもストレートに似ているツーシームはかなり使えるぞ」
音無「カットボールと悩んだけど、ツーシームで正解だったな」
スリーアウトチェンジ
この回もSSSは無得点
ゆり「それじゃあ音無君!しっかり練習の成果を見せてきなさい!!」
音無「あぁ!!」
続く