二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.29 )
日時: 2010/09/27 20:04
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)

 「打ち上げ」
 俺たちは準々決勝で敗れはしたものの、悔いは無かった
 ゆりは悔し涙を浮かべていたが・・・

 だが音無は、この大会の最多奪三振賞を受賞した

 その夜
ゆり「みんな野球大会お疲れさま
   そしてゴメンね、私が打たれて負けちゃって」
日向「こらっゆりっぺ!暗い話は無しだぞ」
音無「そうだ!ちなみに俺はその試合で4失点だぞ」
野田「てめぇがしっかり抑えとけば、ゆりが悲しむことは無かったんだ!!」
日向「いや、おまえ打ってないから人の言える立場じゃないぞ」
音無「たしかにノーヒットか・・・」
野田「うるせえ!!」
ゆり「ふふふ!ありがとうみんな
   じゃあ乾杯!!」
全員「乾杯!!」

 今回の打ち上げは、ジュースやお菓子、食堂のメニューが並べられていた
 だが、ひさ子がどこからかお酒を持ってきて、みんなに飲ませていた
 そのせいで、野田や藤巻、さらに日向までもがぶっつぶれた・・・
 俺は端っこでKeyコーヒーを飲んでいて、今の状況にため息を出した

立華「どうしたの結弦?」
 奏がいきなり俺のとこに来た
 だが気配が無かったため、俺は驚いた
音無「い、いや・・・ただ今の状況にため息が出ただけ・・・
   それよりもどうしたんだ奏?」
立華「マーボー豆腐無くなっちゃって・・・」
 奏はマーボー豆腐を全部食べたらしい
立華「そしたら結弦が一人でいたから」
音無「ゆりとは話さなかったのか?」
立華「ゆりもお酒のせいで変になっちゃてるから」
音無「奏は飲んだのか・・・お酒・・・」
立華「飲んでないわ」
音無「そうか」

 しばらく沈黙が続いていたが奏が話してきた
立華「最多奪三振賞おめでとう結弦」
音無「ありがとう
   でも、準々決勝で負けたのに、三振の数が一番多いって変な感じだな」
立華「結弦は51個の三振
   2位の人でも、準決勝で敗れた選手で38個、結弦はプロでも通用するんじゃないかしら」
音無「プロは厳しいかもな
   まず俺は野球選手目指してないし」

 そしてしばらく俺は奏と部屋の隅で会話をしていたが、ゆりたちが大変なことになってきたので、日向たちを部屋に送る作業を行って、打ち上げは終わった
 最後まで普通にいたのは、俺と奏、岩沢・椎名・松下五段・直井だった
 松下五段がいてくれたおかげで、日向を部屋に送る作業が楽だった

 こうして俺たちの、野球大会は終わった


 野球大会 完