二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.33 )
- 日時: 2010/09/30 17:42
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「風邪」
※短編小説です
登場人物は、音無と奏だけです
今日の朝はいつもと違う
音無「なんか・・・体がしんどいな
熱でもあるのかな・・・」
俺は体温計で熱を計った
36度9分・・・
音無「ぎりぎり微熱か・・・
食堂行くか・・・」
俺は、ふらふらしながら食堂に向かった
食堂に着くと、たくさんの生徒でいっぱいだった
ちょうど時間的にも、人が多い時だ
音無「来る時間ミスったな・・・
適当に、おにぎりでも買うか・・・」
俺は食堂横の購買でおにぎりを2個買った
だが、あまりの食欲の無さに1個しか食べなかった
時は流れ11時ごろ
俺は、することもなくベッドで寝ていた
その時、携帯が鳴った
ゆりからだった
−みんな、1時にに校長室に集合
作戦会議をするわよ!!−
音無「1時・・・まだ2時間はあるか・・・」
俺は、もう一度ベッドで寝た
そして12時30分
音無「・・・行くか・・・」
体のだるさが、やばいぐらいだったが俺は部屋を出て校長室に向かった
すると、途中の階段で奏に会った
音無「よお・・・奏・・・」
俺はすごい弱い声で奏にあいさつした
立華「どうしたの結弦?
元気無いわね・・大丈夫?」
音無「なんでも・・ない・・・だい・・じょう・・ぶ・・・だ・・・」
だが俺はそこで急に意識が無くなった
目が覚めた・・・
天井が白い・・・
音無「・・・・・・」
立華「目覚めた?」
音無「奏・・・」
立華「結弦、急に倒れたのよ
熱があったみたい」
音無「・・・・そうか・・
俺は、あそこで倒れたのか・・・」
立華「でも、たいした熱じゃないわ
1日2日休めば、熱は下がると思うわ」
音無「ありがとう・・・奏」
立華「うん」
俺は、もう一度目を閉じた
だが、すぐにあることを思い出した
音無「あっ・・・」
立華「どうしたの結弦?」
音無「ゆりに集合って呼ばれてたんだった・・・」
立華「それは大丈夫」
音無「えっ!?・・・」
立華「さっき、日向君だったかな・・・?
あなたのこと探してたみたいで、事情を話したの」
音無「そうか・・・ありがとう奏」
立華「私はあなたに助けてもらった
だから、私のあなたが困った時は力になる」
音無「ありがとう・・・奏」
そして俺はもう一度眠りについた
次に目が覚めたときには、熱は完全に下がっていた
次の日
俺は、学校の廊下を歩いていた
すると前から奏が歩いてきたのが見えた
音無「奏!」
奏も俺のことに気づいたみたいだ
音無「奏、この前はありがとな
もうこの通り元気になった」
立華「そう・・・・それは・・・よかった・・・」
奏の声がいつもと違って弱々しい
音無「奏?ちょっといいか?」
俺はそう言うと、奏のおでこに手を当てた
すごい熱だった
音無「奏!すごい熱だぞ!!
すぐに保健室に行くぞ!!」
立華「大丈夫よ・・・このくらい・・・」
音無「いや・・・かなり大丈夫じゃないと思うぞ・・・
よく見たら顔も赤いし・・・」
立華「だ、だいじょ・・うぶ・・よ
結弦は・・・心配・・・性・・ね・・・」
そして奏は倒れた
保健室
立華「・・・・ここは?」
音無「目が覚めたか奏」
立華「結弦・・・」
音無「無茶しすぎだ・・・
熱、39度もあったぞ」
立華「どうりで、しんどいと思ったわ・・・」
音無「ごめんな奏・・・」
俺は奏に謝った
立華「どうして結弦が謝るの・・・?」
音無「奏の熱は、もしかして俺のが移ったんじゃないかなって思って」
立華「それは違うと思うわ・・・
もしたとえそうだったとしても、私はあなたを恨まないわ
私は前にも言ったけど、あなたには何度も助けてもらった」
音無「でも・・・」
立華「心配しないで・・・
ありがとう・・・結弦」
その後、奏の熱も下がり、また元の生活に戻った
風邪 完