二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.47 )
- 日時: 2010/10/09 01:13
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: UXP/rFHj)
「恐ろしいもの2」
戦線のみんなへのお見舞い用麻婆豆腐作り
今、家庭科調理室では料理との戦いが繰り広げられていた・・・
ゆり「ギャー!手切った!!
誰かばんそうこ!!」
音無「落ち着けゆり、俺が持ってるから指を出せ」
立華「あの食堂の麻婆豆腐の辛さは何でできてるのかしら・・・?」
そう言いつつも奏の手にはタバスコが握られていた
今にでもそのタバスコを全部入れられそうな感じだった
立華「これを全部入れたら近づくかしら・・・」
日向「待てー!!それはダメだろ!!」
立華「だめなの?」
日向「当たり前だ!!全部入れたら食べた人が、どんな状況なるか把握してみろ!!」
すると奏は目をつむり、しばらく考えていた
そして出た結果が・・・
立華「大丈夫ね」
音無・日向「なんでだよ!!」
俺と日向で同時につっこむ・・・
ゆりの治療を終え、ゆりももう一度材料を切っている
ただ材料が、はくさい・ピーマン・レタス・にんじん・・・・
今から野菜炒めでも作るかのような食材が並べられていた
音無「こんなんで麻婆豆腐完成するのかよ・・・」
日向「ゆりっぺは俺が戦線に入った頃から料理がやばいぐらい下手だったからな・・・」
音無「だからあの時、少し嫌な予感みたいな顔をしてたのか」
日向「まあな」
それからしばらくし、2時間かけて麻婆豆腐は完成した
まぁ本当にこれが麻婆豆腐なのかどうかは、見た人の判断にまかせる
少なくとも、俺はこれを麻婆豆腐と言うには難しいと思う
まず色が赤色のさらに濃く、若干紫色にも見える・・・
でも豆腐は入ってるからわかる人にはわかるだろうな・・・
ゆり「さて、まずは誰に持っていくかよね」
音無「ちなみに誰が風邪を引いてるんだ?」
ゆり「大山君、藤巻君、竹山君、岩沢さん、入江さんぐらいね」
音無「とりあえず、岩沢と入江はやめておこう・・・」
ゆり「なんで?」
音無「これはどうみても男性向けの料理だ」
立華「麻婆豆腐は女性にも人気の料理よ」
音無「においと、見た目で判断してくれ
そして誰か味見したのか・・・?」
ゆり「あー!!忘れてた!!」
どうやら作ることが精一杯だったため誰も味見をしてなかったようだ
日向「おいおい・・・味見を忘れるなよな
この麻婆豆腐がどのくらい辛いのか確認しとけよ」
ゆり「じゃあ日向君お願いね」
日向「いや・・ちょっとま」
ゆりは日向の断りを言い終わる前に麻婆豆腐を日向の口の中に入れた
その瞬間日向は倒れた
まぁそうなるわな・・・
音無「とりあえずまずは竹山でいいんじゃねえか?」
ゆり「そうね、足りなくなったらまた作ればいいし」
音無「そうそう」
すまん竹山
俺はしみじみ思い、麻婆豆腐を運んだ
その後、麻婆豆腐を食べることがなかった岩沢・入江の風邪は治った
どうやら遊佐が看病してたようだ
大山・藤巻・竹山、そして犠牲者になった日向は、あの麻婆豆腐を食べたことにより1週間程度しゃべれる状態ではなかった・・・
よってSSSの活動が再開されたのは、ほぼお見舞い料理を作ってから1週間以上過ぎてからだった
それにしても、ゆりの料理は恐ろしい・・・
それに奏が加わるとなおいっそうだ・・・
さらに奏はあれを食べて何も無かったようだ・・・
そして一言
立華「おいしい」
そう言っていた
恐ろしいもの 完