二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.55 )
- 日時: 2010/10/10 23:15
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)
「練習を見た二人」
今、私と奏ちゃんはピッチャー練習場(奏ちゃんがそう読んでいる)に向かっていた
グランドから少し離れたとこにある
まぁでもあるのは大きな壁ぐらいだけどね
でも、そのおかげでボールがなくなったことは無いわ
ゆり「奏ちゃん、また監督してくれてありがとう」
立華「気にしないで
私はゆりたちと一緒にいるのが楽しいから」
ゆり「ふふふ♪ありがとう♪」
その時、アップし終えて今から練習を始めようとする音無君が見えた
私たちは声をかけようとしたが、じっとボールをみつめ考えてるような感じがしたので、しばらく様子をみていた
そして5分ぐらいして、音無君はボールを投げ始めた
ゆり「何を考えていたのかな音無君?」
立華「わからないわ
でも、すごく真剣そうだったわ」
ゆり「そうね・・・って奏ちゃん?紙に何書いてるの?」
立華「結弦の投球数を数えてるの」
奏ちゃんは『正』という文字で球数を記していた
それから私と奏ちゃんは音無君の練習をずっと見てたけど、何か音無君の投球フォームに違和感があるんだよね・・・
何かが違う感じがしていた
でもわからなかった
立華「次で100球目ね」
紙の正の漢字が20個完成しようとしていた
ゆり「じゃあ私も行こうかな」
私も練習に行こうとしたら
立華「待って・・・」
奏ちゃんが私を引き止めた
ゆり「どうしたの?」
立華「結弦が休憩に入らない・・・」
ゆり「どういうこと?」
立華「前の練習の時に言ったことなんだけどね、100球までって、そして投げたかったら休憩してまた投げてって言ったの
でも、今100球投げたのに休憩に入ってない・・・あと結弦の表情が違う」
私は音無君を見た
確かに、奏ちゃんの言うとおり音無君の表情がいつもと違ってすごい真剣さがあった
そしてしばらくして音無君は練習を止めて休憩に入った
ゆり「何球投げてたの?」
立華「1、134球・・・」
正の漢字が27個目完成一歩前になっていた
ゆり「130球程度ってわけね」
立華「あとで厳しく言っておかないと・・・」
そして奏ちゃんは運動場の方へと戻っていった
私は、休憩している音無君のとこに行った
ゆり「お疲れ音無君」
音無「ゆりも来たのか」
ゆり「えぇ、前は打たれちゃったけど今回はそうはいかなようにね」
本当に前は悔しかったから・・・
音無「さすがだな」
さすがって・・・
ゆり「音無君だって130球も投げちゃって」
音無「えっ!?そんなに投げてたのか!?」
あれ?もしかして気づいてなかったのかな・・・
ゆり「最初から見てて数えていたのよ、100球超えても止めないからびっくりしたわよ
ちなみに奏ちゃんも見てたわよ」
音無「マジかよ・・・」
音無君、本当に気づいてなっかたみたいね
しかもちょっとやっちゃったみたいな顔してるw
音無「あとが怖いな・・・」
ゆり「クスッ」
私は笑ってしまった
音無「笑うな」
ゆり「ゴメンゴメン、さぁて練習練習♪」
だって奏ちゃんにしかられる音無君を想像したら、なんかおかしくってwww
そのあと私は50球程度の投げ込みを行って練習を終えた
音無君も私が練習を始めたと同じぐらいに、練習を再開し50球投げていた
って合計180球かい・・・
続く