二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.56 )
日時: 2010/10/11 10:16
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: daUscfqD)

 「練習を見た二人(奏バージョン)」
 私はまたゆりから「野球大会に出るから監督してもらえるかしら?」と言われた
 うれしかった
 また、みんなと楽しいことができるから

 今私はゆりと一緒にピッチャー練習場に向かっている
 ピッチャー練習場とは私がつけた名前
 周りが壁ばかりだから、ボールが無くなることはほとんど無かったわ
 ゆりや結弦のコントロールも良いからね

 しばらく歩いていたら練習場が見えた
 そこにはボールをじっとみつめるように何か考えてる結弦がいた
 すごく真剣な表情だったわ
ゆり「何を考えていたのかな音無君?」
立華「わからないわ
   でも、すごく真剣そうだったわ」
 私は結弦が投げ始めたので、紙に投球数を書くことにした
ゆり「そうね・・・って奏ちゃん?紙に何書いてるの?」
立華「結弦の投球数を数えてるの」
 私は『正』という文字で球数を記した

 それからずっと結弦のピッチングを見てた
 投球ホームが前と違うことに気づいたわ
 そして気がついたら、次で100球目だった
立華「次で100球目ね」
 結弦が100球目を投げて、ゆりが練習に行こうとした
 でも・・・
立華「待って・・・」
ゆり「どうしたの?」
立華「結弦が休憩に入らない・・・」
 どうして?
ゆり「どういうこと?」
立華「前に言ったことなんだけどね、練習の時は多くて100球までって言ったの、そしてもっと投げたかったら休憩してまた投げてって言ったの
   でも、今100球投げたのに休憩に入ってない・・・あと結弦の表情が違う」
 そう、結弦の表情がいつもと違って、何か悔しかったことを思い出して投げてるよう・・・
 真剣な表情なんだけど、その裏に自分に対する責任という感じが・・・
 しばらくして結弦は投球練習を止めて休憩に入ったけど、球数を数えて驚いた・・・
ゆり「何球投げてたの?」
立華「1、134球・・・」
 正の漢字が27個目完成まで残り1画のところで終わっていた
立華「あとで厳しく言っておかないと・・・」
 だって無茶して結弦が肩でも壊したら・・・
 結弦には痛い思いはしてほしくない・・・
 私はそう思って、グランドのほうに戻っていった

 続く