二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Angel Beats!(仮タイトル) ( No.68 )
日時: 2010/10/15 22:23
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: .ys/4ZzH)

 「9回の裏、最後の攻撃!?」
 野球大会2回戦は9回の表終了で1対0とついに東京付属に先制されてしまった
 しかも、ゆりは立つこと自体が限界なので、この回に逆転サヨナラしないと奏の判断で棄権をすることになっている

 9回裏、打順は1番からの好打順
 だが、ここまで無失点に抑えられてたピッチャーから点を奪うのは簡単ではない・・・
 1番岩沢は空振り三振、2番高松もショートゴロに倒れ早くもツーアウト・・・
 そしてバッターは俺だ、ちなみに今日は3打数ノーヒット、3三振

立華「結弦・・・」
ゆり「音無君・・・」
音無「大丈夫、必ず塁に出て後がつないでくれることを信じるよ」
 今日ノーヒットで3三振だからって絶対打てないわけじゃない!!
 絶対に打ってやる!!

 −絶対に!!−
 
 カキーン!!
解説「初球打ったー!!打球はレフトへ、レフト下がって下がって・・・見送って入った!!同点ホームラン!!!」

音無「ヨッシャー!!」
 俺はガッツポーズをしながらグランドを回った
 ベンチでは奏が手を叩いて喜んでいた
 ゆりも笑顔で迎えてくれた

音無「これで同点だ!
   春夏連続で最後のバッターになるのはゴメンだからな」
ゆり「さ、さすが・・・ね」
音無「でも、やっと同点か・・・」
立華「せめて、ランナーがいたらよかったのに」

 そのあと、松下・TK・椎名が連続ヒットを放ちツーアウト満塁のチャンスを作った
 バッターは藤巻
藤巻「くそ・・・ぜってえ打ってやる・・・」
 カウントはツーストライクと追い込まれてた
藤巻「くっそー!!」
 カキン
 藤巻の振ったバットにボールが当たった、打球は一、二塁間・・・俺たちは抜けたと思った
 だが、セカンドがダイビングキャッチで一塁アウト・・・
 逆転することができなかった

立華「スリーアウト・・・」
音無「おわった・・・」
ゆり「な・・に言ってるの・・よ・・・同点よ・・・チェ・・ンジよ・・・
   私なら・・・まだ・・いけるわ・・・」
立華「ゆりは無理しないで・・・」
音無「あぁ・・・これ以上体調を崩すと大変なことになる」
立華「じゃあ審判の人に話してくる」

 するとその時
 「その必要はないぜ!!」
 俺らは耳を疑った
 ベンチの奥からユニフォームを着て出てきたのは
日向「俺が出る、これで文句無いだろ」
音無「ひ、日向!?」

 風邪を引いて、部屋で寝ているはずの日向だった
 続く