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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 「着せ替え人間夢幻ちゃん!」 ( No.102 )
- 日時: 2010/10/30 21:55
- 名前: 空梨逢 ◆IiYNVS7nas (ID: pkkudMAq)
01,「着せ替え人間夢幻ちゃん!」
「ひんまぁ〜」
カラコロ、とあたしの下駄の音が響く。
わざと思いっきり打ち付けて音を大きくしたら面白そう。……だけど傷が付くな。これ高いから止めとこ。
若干眠い。寝たりないけど寝たくも無いめんどくさい状況。楽しい事が無いとあたしは死んじゃうもん。ああ、どっかに楽しい事は転がってないんだろーか。
そんな事を考えていたら……なんか面白そうな子を前方に発見した。
ぱっちりした目と黄色い髪、瞳。真っ白で触りたくなる様な肌。紅を塗ってないのに赤い唇。ほっそりしててどんな服でも似合いそう。
……良い事思いついた。
思わずにやっ、と笑みが溢れる。下駄を鳴らしながらその子に近づいて、声をかける。
「キミ、誰?可愛い顔してるねぇ」
「え、あ……夢幻、です……」
うん、素直な所も気に入った!ますます可愛い!
「ちょっと付いて来て〜」
こんなうきうきしたの、久しぶりかも。
+
「こ、れ……」
「わああ、似合うよナース服!」
白い頭飾り的な物に膝上のワンピース。すらっと伸びた足に白いサンダル。かっわいいー!お人形さんみたいな顔だし。次は……。
+
「メイド服ー!」
「え、あの……」
「次ロリータ!」
「え……」
「お次はゴスロリ!」
「……」
+
この日、へろへろになって帰って来た夢幻は桂に相手を説明した。
そして其れが鬼兵隊のメンバーだと分かった桂に怒られたと言う。
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