二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ短編【紅葉】モンカンシュリ様リク完成 ( No.136 )
- 日時: 2010/11/06 17:53
- 名前: ルナ (ID: gyX.9WMH)
- 参照: http://hanabi
答えはいつ見つかる?
薄暗く寒い廊下を歩く・・なんともみじめだ
いつもは普通に歩くのに・・・まぁこんな気持ちだったらそう思うには当たり前だが
私は・・・ラオス・・マスターランクチーム・マーレのキャプテン
今はマスターランクチームの主将が集う・・部屋に行っている
聞きなれたドアを開ける音がむなしく廊下に響く
行くと・・主将が全員集まっていた
ガイアのグラン・・ダイヤモンドダストのガゼル
そしてプロミネンスのバーン・・
かつては・・かつてはだが・・この三人は親友だ
まぁいまはその面影もなくなっているが
「遅いな・・・ラオス」
「会議がはじまる寸前だよ」
「これだけ待ってるのに会えて落ち着いてるなんてな・・」
「黙れ・・すまないおくれて」
座りなれた椅子の感触・・なんかいやになる
嫌な情報・・・イプシロンは敗れた
そろそろ出番が来る・・・だがあの雷門は強くなっている・・
マスターランクでも勝てるのか?
「イプシロンが負けたそうだな」
「あぁ・・・でダイヤモンドダストが申し込んだが?」
「俺の出番はまだだし・・・」
「でも油断は出来ないよ・・」
「あえて言わせてもらうが・・マスターランクは本当の最強といえるのか?」
「あたりまえだよ・・・」
「ほう?そんなことをかんがえていたのか?」
「最強に決まってんじゃん・・ジェネシスはマスターランクから選ばれるしな」
三人は当たりまえという顔をして言う
雷門の強さを見くびっているのか?
ますます・・わからない・・
普通常識を覆すのはあるんだ・・常識はかわるのがあたりまえだとおもうのだが?
最強はいずれやぶられて・・新しい最強が出てくる
そう考えると・・どこに最強は存在する?
どこに最強をやぶる者が出てくる?
「最強は・・破られて真の最強が出てくるのではないか?」
「・・最強を敗れるものがいるのか?」
「まぁ・・その確率は低いね」
「俺達が負けるわけねぇよなぁ・・ガゼル」
「まけるわけないのだ・・」
「じゃあ最強はどこにあるんだ?」
「いまあるよ・・・ここに」
「本当の最強なのか?」
「お前もその例だ・・ラオス」
「おまえもマスターランクなんだぜ?」
「ラオスもね・・・」
私も最強・・本当の最強なのか?
だけど・・・本当の最強は今ここにある
やぶられる時までが・・最強なんだ・・私達は
かつて親友だった三人のまだ面影のある顔を見ながら思った
タダ・・最強がやぶられたときどうなるのかという不安も混じっていたが