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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼 〜舞い散る桜、君が見た景色〜 本編完結!! ( No.146 )
- 日時: 2011/05/30 21:37
- 名前: 坂田 美帆 (ID: zLrRR1P.)
- 参照: http://yaplog.jp/19980618/
〜番外編 「現代SSL☆薄桜鬼学園の文化祭」〜
時は現代。
とある町に、とある学園がありました。
その学園は“薄桜鬼学園”。
かなり変わった人たちが集まる学園でありました。
そんな薄桜鬼学園の屋上で、一人の少女が空を眺めていました。
少女の名前は夢歌 美姫。
学園一の美女だとか何だとかで、とても有名でした。
美姫は今日も空を見上げ、呟くのです。
「暇だなぁ・・・・」
実は、この学園には美姫以外に女子がいません。
ほぼ男子で埋め尽くされていました。
だから、女の先生もいないので、毎日が退屈な日々でした。
そんな美姫の肩を、誰かが優しく叩きました。
美姫が振り向くと、そこには美姫の三つ子の兄である夢歌 翠月と、夢歌 涙月がいました。
翠月は笑顔で美姫に微笑みました。
涙月は笑顔を見せませんでしたが、少し嬉しそうに思えました。
美姫は静かに翠月と涙月の手を取って立ち上がり、三人一緒に屋上を出ました。
美姫が気まずそうに教室に入ると、何だかクラスのみんなが盛り上がっていました。
一体、何があったのでしょう。
ふと黒板を見ると、そこには雑な大きな文字で“薄桜鬼学園文化祭”と書いてありました。
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