二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA{月下光臨} ( No.7 )
日時: 2010/09/22 17:24
名前: 美輪 (ID: ugGcyRgG)

第3話「金色の者」




『──いい?舞。あなたは、決して髪を斬ってはいけませんよ?』


『奥様?なんでですか??』



『巫女にとって、髪を切ることは霊力を落とすことだといわれているの。でも、たとえ、命をくれといわれたら
髪を切ってお挙げなさい・・・。』



「いでよ!我が名は舞!金色の者!!!!!」
そう叫ぶと、空の方に右手を上げた。
その言葉と同士に、手から野獣が飛びでてきた。
「ふふふ・・・。あたしはねぇ、怒ると怖いんだよぉ・・・。」
上から目線で今川義元を見る。
今川義元の体に緊張感の汗が流れ込む。
「ま、まままっまままっままろはまだ諦めとらんじょっ!い、行くぞ!!」
馬車を動かす兵に命令をだし、早々と去っていった。
「・・・なんだったんだろ・・・?ま、いいや。戻れ。」
そう言うと、手のひらに野獣が戻っていった。