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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.14 )
- 日時: 2010/09/26 18:15
- 名前: かさぶた (ID: SnKL5sIi)
第六話 山で拾った落し物
はい。疲れて前回、爆睡。気がついたら翌日の朝だったという鹿角護です。
どんだけ疲れたんだって話だよね。
んで、今日は甘味屋が一日休みなので散歩がてら近くの山に行こうと思います。探検探検。
「じゃ、梅さん。行ってきます」
「はい。いってらっしゃい」
◆
「ふぃーっ、休憩っと」
倒れていた木に腰掛けて梅さんが持たせてくれた団子を食べる。うん、うまい。
あー、にしても疲れた。今日も寝てたほうがよかったかな。
でもなぁ、「たまには外に出て体動かせ」ってよく母さんに言われたからなぁ。「ニートとか引きこもりになったら家から追い出すぞ」とも言われたし。
よし、考えるの飽きた。切り替えよう。
「ん〜! 空気が美味い!」
吸ってー、吐いてー、吸ってー、吐いてー、吸ってー、って、あれ? なんだろうこの匂い。
「何か鉄が錆びた様な……」
匂いがする方へと足を進める。
……なんか嫌な予感がしてきた。
◆
「やっぱりだよ!」
行ってみれば血を流してぐったりとしてるお兄さんが倒れていました☆
うわ、どうしよう。でも置いてく訳にもいかないしなー。
にしても、この人も結構なイケメンさんだよ。迷彩柄のポンチョは置いといて。
「さて、じゃ下山といきますかね」
この人も連れていって手当てしないと。
倒れているお兄さんを背負って、アタシは下山を急いだ。
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