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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/09/20 11:58
- 名前: かさぶた (ID: tiJN6Js/)
プロローグ 落っこちた
はーい、どうも。鹿角護と申します。普通の女子高校生だよ!
でね、今何か周りが真っ白い所にいるんだよね。どこだろうね、ここ。
で、ちょっとこの状況を説明するために回想行くんだけど、つきあってくれるよね? 答えは聞いてない! 何てね。
〜回想〜
「うわー、雨降ってきた」
帰り道、突然降ってきた雨に若干驚きながらもダッシュして帰ろうとしていたアタシ。
鞄を傘代わりにして、道を爆走していった。(途中で人何人か撥ねたかもしれない)
そして、
「ちょ、何でこんなところでマンホールが口を開けてんの!? 落ちるーっ!」
落ちた。
〜回想・終〜
てな感じなんだけどさ。
本当にどこなんだろう、ここは。もしかしてアタシ死んだとか? うわー、だったらやだなー。
「よくきたな、若者よ」
突然声がした。声がしたほうに振り向けば長い銀髪のイケメンが立っていらっしゃいました。
「……あんた、誰? つか、ここどこさ」
「俺は神。ここは俺が作り出した中間の空間だ」
神とか痛いわー。
「お前を今から先程までいた世界とは違う世界へと転送する。文句は聞かない」
「……そんなことできんの?」
「さっきも言っただろう。俺は神だ。これぐらい簡単なことだ」
けろっと言ってのける(自称)神。
「そうだ。ついでにお前の身体能力を強化してやろう」
そう言った(自称)神はアタシの手をとった。その手を光が包み、消えた。
「何にも変化が無いけど」
「いや、これでいい。さぁ、いけ」
その言葉と共に強い風が吹いて、気づいたらアタシは道に立っていた。
マンホールに落ちたあの道とはまったく違う、土の道だった。
どうやら、マジで別世界に来ちゃったみたいだ。
「さてと、どうしようかなー」
呑気なアタシの呟きは誰にも聞かれずに、消えた。
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