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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.21 )
- 日時: 2010/10/11 18:30
- 名前: かさぶた (ID: yycNjh.Z)
プロローグ 〜落っこちてた鴎と鬼の話〜
本日は快晴。
穏やかで綺麗な海の上。船に揺られてのんびりしていたい。
でもね。
「死ね、馬鹿親!」
「酷くないかお前!」
でっかい奴とバトってるから無理!
いや、これ喧嘩みたいなもんだから死ぬようなことは無いと思うんだけどさ。
◆
あのさ、私、普通の女子高生だったわけよ。
でもね。あの日、急に降ってきた雨に驚きもせず濡れながら歩いて帰って、家のドアを開けて、そしたら真っ白い世界だったんだよ。
で、なんか赤毛で美人の神様(らしい)が「あんたアタシに選ばれたから。行ってらっしゃい」とか言われて落とされた。
そしたら、私若返ったんだよ。いや、若返ったとかのレベルじゃないよ。だって、産まれるところからスタートだよ!?
まぁ、私が産まれたところはさ、そこそこ高い地位の家でさ。
んで、今バトってるのは幼馴染なんだけどさ、昔さ、そこらにいる姫とかそういうのよりもよっぽど可愛くて綺麗だったのよ。
凄い仲良くて、今でも仲いいんだけど……。
男だったんだよね。うん。いや、男嫌いなわけじゃないんだけど、綺麗で可愛い子が男だったんだよ!? 事実告げられたときはびっくりしたよ!
でもさ、いますっごく楽しいんだよね。毎日。前にいた世界が嘘だったみたいに。
「ふー、すっきりした」
「本当にすっきりしたって顔してるな、お前は」
あ、申し遅れました。私、菅峰貴叉(すがみね きさ)と申します。以後お見知りおきを。
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