二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.23 )
日時: 2010/10/29 19:52
名前: かさぶた (ID: xLWpZ9qW)

第二話 鴎と鬼と安芸の主

「親、やばいぞ」
「は? 何がだ?」

 きょとんと首を傾げる親。まぁ、今のじゃ伝わらないのはわかってるよ。
 さっと、手に持っていたさっき届けられたばかりの紙(手紙だけどさ)を見せる。

「なっ……毛利が来るのか!?」
「そうなんだよ。親」

 何様我様毛利様が四国に向かってるんだよ。

「貴叉、何でもっと早く言わなかったんだよ!」
「しょうがないよ! 就んところの忍が、さっき届けにきてくれたばっかなんだから! 文句言うなら殴るぞ!」
「ごめんなさい! とりあえず急いで準備するぞ!」
「了解!」



「貴叉、長曾我部。なぜ二人そろって廊下に寝そべっておるのだ」
「「あんた(お前)のせいだよ!」」

 わけわからん、みたいな感じで首傾げるな! 無表情だから、あんま可愛くないよ! あ、でも可愛い!(どっち) 馬鹿!

「あのねぇ、就。来るなら来るで、何でもっと早く伝えないのかな?」
「? 捨て駒に届けさせたはずだが?」
「ちょっと前に貴叉の所に届いたばっかりだけどな!」
「うるさいぞ長曾我部」
「そうだよ、親。うるさい」
「貴叉まで!? 酷くないかお前ら!」

 騒ぐ親を華麗にスルー。だってからかうの楽しいんだもの〜。
 さてと、お茶とお菓子用意しますかね。