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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲キラー襲来編〜のび太と絶望の闇騎士〜 ( No.123 )
- 日時: 2010/10/14 18:10
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
¶ ☆ ¶
のびたはさまよった。
数十分、数時間…
のびたは家に戻ってみようと思った。
そうして、家の方向に足を傾けた。
その一歩を踏み出した瞬間、大地が激しく揺れだした。
だが、周りの人達は微動だにしない。
なんでだ?!
のびたは思った。
だんだん地面のゆれが激しくなり、しだいに地面が割れはじめた。
……と、思っているのは僕だけか?
のびたはそう思った。
周り一面は揺れていない。
僕が立っている位置だけが揺れ、みな、僕の存在を忘れているようだった。
だんだん、地面の割れが巨大な穴に変わっていた。
まるで、次元に穴が開いたように…
のびたは穴の中を覗いた。
「うっうわあああ!!」
のびたは思わずしりもちをついた。
別に何があったわけでもない。
ただ、何かが来るという恐怖。それだけがのびたは震え立たせた。
のびたは、あまりの恐怖に顔を上げれない。
しばらくして、のびたは顔を上げた。
そこにはこの世のものではないようなものが立っていた。
のびたは、こいつがここに来たことも気付けなかった。
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