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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ドラえもん△真実と偽り▲キラー襲来編〜のび太と絶望の闇騎士〜 ( No.124 )
- 日時: 2010/10/13 21:48
- 名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
ちょっと>>0がきつくなってきたから第1話を総集する
第1話『普通な生活』
僕はのびのびた。
普通の町に住み、
普通の友達を持ち、普通の家族がいる。
勉強と運動はちょっとにがてかな?
でもどこからどうみてもごく普通の小学生です。
でも一つだけ普通じゃない事がある。
それは、ねずみが苦手でドラ焼きが大好きな猫耳のない猫形ロボット、
「ドラえもん」の存在だ。
「行ってきまーす」
と言って僕はパンをくわえたまま外に出た。
「今日も遅刻かな〜」
僕は憂鬱になった。
時刻は8時45分、今日は特に遅かった。
「こらー野比ー!またお前はー」
すいませんすいません、
ただ気持ちのこもらない言葉で、僕はそう言い続けけた。
何分たったかな
そう思いながら先生の説教を聞いていた。
もちろん、本当に「聴いて」はいない。
説教が終わり再び教室に戻る。
「のび太ー、お前また遅刻しやがったなー、かっこ悪ぃ」
と、ジャイアンが言う。
それに同調しクラスのみんなも笑った。
放課後、ジャイアン達が僕だけに掃除をやらせた。
僕は掃除を終わらせ、家にとんでいった。
「のび太君遅いなー」
とつぶやいている。
この青くてどう見ても狸にしか見えないこのロボットこそ、僕の頼りのドラえもんだ。
僕はあわてて家に入り、2階に上がる。
そしてドラえもんにいつも泣きながらこういうのだ。
「どらえもーんジャイアン達をアット言わせる道具を出してー」
このくだりをほぼ毎日繰り返している。
こうしている間に「ドラえもん」の存在は僕にとって当り前になり、普通なのだと思い込むようになっていた。
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