二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲キラー襲来編〜のび太と絶望の闇騎士〜 ( No.163 )
日時: 2010/11/12 20:02
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶

22世紀は何が起こったのでしょうか?
花は枯れ、大地はひび割れ空気が重い。
こんな地獄のような世界、あっていいのでしょうか?

いいえ、あってはいけません。

断じて、
 こんな世界はあってはいけません…。





「……」
のびたたちはこの世界の現実に、なすすべもなくただ立っていた。

「どうする?」
スネオがたずねる。
しかし、その問いに応えれるものは誰一人としていなかった。
そう「誰一人」も。
無言のまま時間だけが過ぎていく。


-------にごりきった空が、夕日を蝕んでいく。

「…ねえ。とりあえず、見回ってみようと。もしかしたら…何かあるかもしれないし」
のびたが言った。
「そうだね。……じゃあこの辺の様子を見に行ってみよう」
「…そう…ね」
空子は心が抜けていたようだった。



とりあえず、歩いていた。
わけも分からず。
ただ、ひたすら歩いた。

ドラえもんの顔はゆがんでいた。