二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲キラー襲来編〜のび太と絶望の闇騎士〜 ( No.169 )
日時: 2010/12/01 18:06
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶


その10分後。
その他の人物達もそれぞれ、まったく同じ反応を取った。
「どういうことだ?みんなが同じ夢をみていたなんて!」
のびたの眼は泳いでいた。
「・・・」
ドラえもんは思考判断機能が危険を察知し、一時停止している。

「…とりあえずさぁ」
スネオが切り出した。
「とにかくあの世界は夢…だったんだよね?」
「…うーーん……分かんない」
のびたたちは混乱して、どうすればいいのかが分からなかった。

きぃ。
ドアらしきものが開かれた。
そのドアには、かすかに人影が映っていた。
 が、みんなは混乱気味だったため気づかなかった。

「みんなが同じ夢を見るなんて、絶対なにかあるよ!」
スネオがおどおどしながら言った。
その言葉にみんなはおびえた。

何が起こっているんだ
 なんのまいぶれなんだ。
  何が起ころうとしているのか!

「なんでおんなじ夢なんかみたんでしょうね。本当に」
「…はっ!」
ドラえもんが起きた。
「おはようドラえもん」
「今どういう状況?」
「みんながなんで同じ夢をみたか話してるの」

「残念だけど、夢じゃないよ」
だれかがしゃべりかけてきた。
「!!!」
みんなは不意にしゃべりかけられたのでかなり驚いていた。
逆に、しゃべりかけたほうも驚いた程である。

「どういうこと?」
空子が聞いた。
「じゃあ、なんでみんな同じ夢を… …!」
「いや、別にみんなは夢を見てたわけじゃないんだよ」
しゃべりながらこちらに近づいてきた。