二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ドラえもん△真実と偽り▲キラー襲来編〜のび太と絶望の闇騎士〜 ( No.175 )
日時: 2010/12/09 16:13
名前: 空海 ◆hGk76NDXB. (ID: IM1prAsV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

¶ ☆ ¶

せわしはのびたにつれられベッドの上に座った。
のびたたちはようやく落ちつき、この部屋全体を見回してみた。
すると、以外なことに先ほど見た地獄のような世界を、ここからは想像することは出来なかった。
汚れ一つない壁に、透き通るような空気はもはや21世紀よりもキレイに思えた。
「じゃあ、あの夢だと思っていたあの世界は一体なんなの?」
のびたがせわしに聞いた。
「あれはここの外の世界だよ」
「…やっぱりか…」
のびた以外のみんなはうすうす気づいていたようだ。
だが、その現実を信じたくはなかった。
「うそじゃないよ…見てみるかい?」
セワシが質問してみた。
「……そうだね。このまま座っててもなんにもならないし」
ドラえもんが力無く立ち上がり、ドアを開けた。
それに続きのびたたちも外にでた。


まずのびたに見えたのは、人々の文明という全ての物体が無くなった砂漠のような世界だった。
「なんで…なんでこんなことになったの?!せわしくん!!!」
こののびたの質問は、セワシにとってとても答えづらい質問だった。
「教えてくれ!なにも分からないままだったらとても耐えられそうにない!!!」
ジャイアンが怒鳴った。
「じゃあ…教えたら、耐えられるのかい?」
せわしが言った。
「…っ!」
ジャイアンは反論できなかった。